44AM57第44回 第2種ME技術実力検定試験 過去問

Ⅱ 実際的知識安全性・信頼性電気安全・医用電気設備/漏れ電流・電撃安全

図は漏れ電流の測定用器具(MD)の回路図である。ME 機器接続部(漏れ電流を測定するために ME 機器を接続する部分)と電圧測定器を接続する部分の組合せで正しいのはどれか。 ME 機器接続部 電圧測定器接続部

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

この問題では、漏れ電流測定用器具、MDの回路図を読み取り、どこにME機器を接続し、どこに電圧測定器を接続するかを判断します。

図では、MDの左側に 、上側に 、右側に が示されています。

正しい組合せは、

ME機器接続部:①
電圧測定器接続部:③

です。

したがって、正答は 2.① ③ です。

解説

MDは、ME機器の漏れ電流を測定するときに用いる測定用器具です。

人体が電流を感じたり、危険な影響を受けたりする程度は、周波数によって変化します。そこで、MDでは抵抗とコンデンサを組み合わせた回路を用いて、人体に近い周波数特性をもたせた測定を行います。

図の回路では、次の部品が示されています。

  • R1 = 10 kΩ ±5%
  • R2 = 1 kΩ ±1%
  • C1 = 0.015 μF ±5%

ME機器からの漏れ電流は、MD全体へ流し込む必要があります。そのため、ME機器を接続するのは、回路の入力側である です。

一方、漏れ電流は、MD内部の回路を通った後、指定された測定点の電圧として評価します。図では、電圧測定器を接続する部分は右側の端子対である です。

②は、R1の両端に相当する内部の接続点です。ME機器を接続する入力部でも、電圧測定器を接続する指定部でもありません。

図で見るポイント
①は左側の端子対で、漏れ電流を測定するためにME機器を接続する入口です。
③は右側の端子対で、MDを通った後の電圧を測定するための出力側です。
②は上側に示された内部端子で、正しい組合せには使いません。

ひっかけポイント
図中に①、②、③があると、抵抗やコンデンサの位置だけで選びたくなります。まず「ME機器を接続する入力側」と「電圧測定器を接続する出力側」を分けて見ることが大切です。

選択肢の確認

1.① ②
誤り。
ME機器接続部が①である点は正しいですが、電圧測定器接続部は②ではありません。②はR1の両端に相当する内部接続点であり、漏れ電流測定で電圧測定器を接続する指定部としては不適切です。

2.① ③
正しい。
ME機器はMDの入力側である①に接続します。電圧測定器は、MDを通った後の測定電圧を取り出す右側の端子対である③に接続します。したがって、この組合せが正答です。

3.② ①
誤り。
ME機器接続部は②ではありません。②は上側の内部接続点であり、ME機器からの漏れ電流をMD全体に流し込む接続部としては不適切です。また、電圧測定器接続部も①ではありません。

4.② ③
誤り。
電圧測定器接続部が③である点は正しいですが、ME機器接続部は②ではありません。ME機器は入力側の①に接続します。

5.③ ①
誤り。
③は電圧測定器を接続する側です。ME機器を③に接続し、電圧測定器を①に接続するのは、入力側と測定側を逆にした組合せであり不適切です。

覚えるポイント

  • MDは漏れ電流測定用器具です。
  • MDは、人体の周波数特性を考慮するため、抵抗とコンデンサを含む回路で構成されます。
  • ME機器を接続するのは、MDの入力側であるです。
  • 電圧測定器を接続するのは、出力側のです。
  • この問題の正しい組合せは ME機器接続部 ①、電圧測定器接続部 ③ です。
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