45PM28|第45回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
超音波エラストグラフィで測定するのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、超音波エラストグラフィで何を評価するかが問われています。
超音波エラストグラフィは、組織の硬さを画像化または数値化する検査です。
特に第2種MEでは、肝線維化の評価と結びつけて覚えると得点しやすくなります。
解説
エラストグラフィの「elasto」は弾性を意味します。
つまり、超音波エラストグラフィは、組織がどれくらい硬いか、または変形しにくいかを調べる方法です。
肝臓では、慢性肝炎や肝硬変などで線維化が進むと、肝臓が硬くなります。
そのため、超音波エラストグラフィは肝臓の硬さを測定し、肝線維化の程度を評価する目的で用いられます。
代表的には、次のような考え方で評価します。
- 軟らかい組織:外力やせん断波で変形しやすい。
- 硬い組織:変形しにくい、またはせん断波が速く伝わる。
- 肝線維化が進むと、肝臓は硬くなる。
ひっかけポイント
超音波検査という言葉から「血流量」や「体温」を選ばないようにします。
エラストグラフィ = 硬さの評価と覚えます。
選択肢の確認
1.深部体温
誤り。
深部体温は、体内深部の温度を意味します。超音波エラストグラフィは温度測定ではなく、組織の硬さを評価する方法です。
2.肝臓の硬さ
正しい。
超音波エラストグラフィは、組織の硬さを測定する検査です。肝臓では、肝線維化や肝硬変により硬くなるため、肝臓の硬さの評価に用いられます。
3.神経伝達速度
誤り。
神経伝達速度は、神経に電気刺激を与え、反応が伝わる速さを測定する検査で評価します。超音波エラストグラフィで測定する対象ではありません。
4.大動脈の血流量
誤り。
血流の評価には、ドプラ法を用いた超音波血流計測などが使われます。超音波エラストグラフィの主目的は血流量ではなく、組織の硬さの評価です。
5.肺胞のコンプライアンス
誤り。
肺胞や肺のコンプライアンスは、肺のふくらみやすさを表す呼吸生理の指標です。人工呼吸器管理や呼吸機能検査で重要ですが、超音波エラストグラフィで直接測定するものではありません。
覚えるポイント
- 超音波エラストグラフィは、組織の硬さを評価する。
- 肝臓では、肝線維化が進むと硬くなる。
- エラストグラフィは、肝硬変や慢性肝疾患の評価と関連が深い。
- 血流評価は主にドプラ法、硬さ評価はエラストグラフィと区別する。