46PM36|第46回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
OCT(Optical Coherence Tomography)は何の応用技術か。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、**OCT(Optical Coherence Tomography:光干渉断層計)**の基本原理が問われています。
OCTは、光の反射や散乱だけを見る装置ではなく、光の干渉を利用して生体組織の断層像を得る技術です。
解説
OCTは、近赤外光などの低コヒーレンス光を生体組織に照射し、組織内部から戻ってくる光を参照光と干渉させて、深さ方向の情報を得る画像診断技術です。
特に眼科領域では、網膜や視神経乳頭の断層像を非侵襲的に観察するために広く使われます。
OCTの基本は、マイケルソン干渉計のような光干渉計です。参照光と測定光の光路差によって干渉信号が変化し、その信号を解析して組織の深さ方向の構造を画像化します。
第2種MEではここを押さえる
OCTは「光干渉」を使った断層画像です。CTやMRIとは原理が異なり、X線や磁場ではなく光を利用します。
選択肢の確認
1.光干渉計
正しい。
OCTは光干渉計の応用技術です。参照光と組織から戻る反射光・散乱光を干渉させ、深さ方向の情報を取り出して断層画像を作ります。
2.光電子増倍管
誤り。
光電子増倍管は、微弱な光を電気信号として増幅して検出する装置です。シンチレーション検出器や蛍光測定などで重要ですが、OCTの基本原理そのものではありません。
3.回折格子
誤り。
回折格子は光を波長ごとに分ける分光素子です。分光装置などに使われますが、OCTが何の応用技術かを問う場合は光干渉計を選びます。
4.レーザ距離計
誤り。
レーザ距離計はレーザ光を用いて距離を測る装置です。OCTも深さ方向の情報を得ますが、基本原理は単純な距離計ではなく、光干渉を利用した断層計測です。
5.シンチレータ
誤り。
シンチレータは放射線を受けると光を発する材料です。PET、SPECT、放射線検出器などに関係しますが、OCTの原理ではありません。
覚えるポイント
- OCTはOptical Coherence Tomographyの略です。
- OCTは日本語で光干渉断層計と呼ばれます。
- OCTの基本原理は光干渉計です。
- 眼科領域では網膜などの断層像を非侵襲的に観察できます。
- 光電子増倍管やシンチレータは主に光検出・放射線検出で重要です。