46PM50|第46回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
植込み式ペースメーカに影響をおよぼす恐れが最も大きい機器はどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、植込み式ペースメーカに対する電磁干渉のリスクが問われています。
選択肢の中で最も注意が必要なのは、店舗の出入口などに設置される**電子商品監視装置(EAS)**です。
解説
植込み式ペースメーカは、心臓の電気信号を検出し、必要に応じて電気刺激を出す装置です。
外部から強い電磁界を受けると、ペースメーカがノイズを心内信号と誤認したり、一時的に動作へ影響が出たりする可能性があります。これを電磁干渉といいます。
電子商品監視装置(EAS)は、店舗の盗難防止ゲートなどで用いられる装置です。ゲート付近では電磁界が発生するため、ペースメーカ装着者は立ち止まったり、寄りかかったりせず、速やかに通過することが重要です。
コピー機、電気こたつ、電気カミソリ、デスクトップパソコンも電気機器ですが、通常の使用条件ではEASに比べて影響の恐れは小さいと考えます。
ME機器管理での注意点
ペースメーカ装着者には、強い電磁界を発生する機器に近づきすぎないこと、異常を感じたら離れることを説明します。EASゲートでは立ち止まらないことがポイントです。
選択肢の確認
1.コピー機
誤り。
コピー機は一般的な事務機器であり、通常の使用では植込み式ペースメーカへの影響は大きくありません。選択肢の中で最も注意すべき機器ではありません。
2.電気こたつ
誤り。
電気こたつは発熱用の電気機器ですが、通常の使用条件ではペースメーカへ大きな影響を及ぼす可能性は高くありません。
3.電気カミソリ
誤り。
電気カミソリはモータを内蔵しますが、通常の使用でペースメーカに最も大きな影響を及ぼす機器ではありません。必要以上に植込み部へ密着させないなどの注意はあります。
4.電子商品監視装置(EAS)
正しい。
電子商品監視装置は店舗出入口などにある盗難防止ゲートです。電磁界による干渉の可能性があるため、ペースメーカ装着者は立ち止まらず速やかに通過することが推奨されます。
5.デスクトップパソコン
誤り。
デスクトップパソコンは一般的な電子機器ですが、通常の使用距離ではペースメーカへの影響は大きくありません。EASの方が注意すべき機器です。
覚えるポイント
- ペースメーカでは電磁干渉に注意します。
- EASは店舗の盗難防止ゲートなどに使われます。
- ペースメーカ装着者はEAS付近で立ち止まったり寄りかかったりしないようにします。
- 一般的な家電や事務機器は、通常使用では影響が小さいものが多いです。
- 強い電磁界を発生する機器では、距離をとることが基本です。