20AM048|第20回 言語聴覚士国家試験 過去問
社会保障制度を構成するものとして誤っているのはどれか。
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正解: 1
正答
(1)
この問題のポイント
社会保障制度の公的な構成領域と、共同体内の非制度的助け合いを区別します。公的扶助、社会保険、社会福祉、公衆衛生・医療は制度構成要素ですが、相互扶助はそれ自体を公的制度区分とはしません。
解説
社会保障は、疾病、障害、老齢、失業、貧困など生活上のリスクに対し、国・自治体などが制度として所得やサービスを保障する仕組みです。社会保険は保険料拠出を基礎に医療、年金、雇用、労災、介護などを保障します。公的扶助は資産・能力等を活用しても困窮する人へ税財源で最低生活を保障する生活保護が中心です。社会福祉は児童、高齢者、障害者などへの福祉サービス、公衆衛生および医療は感染症対策、母子保健、医療提供などを含みます。相互扶助は家族・地域・仲間の助け合いを表す一般原理で重要ですが、この公的社会保障制度の構成分類に独立項目として置かれるものではありません。
選択肢の確認
1.「相互扶助」は私的・地域的な助け合いの原理で、公的社会保障制度の構成区分でないため正答です。
2.「公的扶助」は生活保護など、租税で最低生活を保障する社会保障の柱です。
3.「社会保険」は保険料拠出とリスク共同負担により給付する制度構成要素です。
4.「公衆衛生および医療」は健康維持・疾病予防・医療保障を担う構成領域です。
5.「社会福祉」は対象者の生活支援と福祉サービスを担う制度構成要素です。
覚えるポイント
社会保障の主要領域は社会保険、公的扶助、社会福祉、公衆衛生・医療です。自助・互助・共助・公助という支援原理と、法制度上の構成分類を混同しません。