21AM033第21回 言語聴覚士国家試験 過去問

生涯発達心理学

誤っている組合せはどれか

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正解: 5

正答

(5)

この問題のポイント

Kübler-Rossは死の受容過程を否認・怒り・取引・抑うつ・受容の段階で示した人物で、カンガルーケアの提唱者との組合せではない。

解説

発達・臨床心理の研究者と代表概念を対応させる。Harlowはアカゲザルの針金母・布母による代理母実験から接触慰撫の重要性を示した。Vygotskyは他者の援助により達成できる発達の最近接領域、Partenは一人遊び、傍観、並行遊び、連合遊び、協同遊びなど社会的遊びを分類した。Brunerは学習者が自力で行えるよう支援を段階的に外す足場かけと関連する。Kübler-Rossは終末期心理の研究者で、早産児を親の胸で皮膚接触させるカンガルーケアとは無関係である。

選択肢の確認

1.「Harlow,H.F. ― 代理母実験」:Harlowと代理母実験は、食物供給だけでなく柔らかな接触が愛着形成に重要だと示した正しい組合せである。
2.「Vygotsky,L.S. ― 発達の最近接領域」:Vygotskyの発達の最近接領域は、単独では困難でも援助があれば達成できる能力範囲を指す。
3.「Parten,M.B. ― 社会的遊びの分類」:Partenは子どもの遊びを社会的参加の程度から段階的に分類したため、正しい対応である。
4.「Bruner,J.S. ― 足場かけ」:Brunerは大人が一時的な支援構造を与え、学習に伴い外していく足場かけの概念と結び付く。
5.「Kübler-Ross,E. ― カンガルーケア」:Kübler-Rossは死の受容過程で知られ、カンガルーケアとの組合せは誤っている。

覚えるポイント

Harlow=代理母、Vygotsky=最近接領域、Parten=遊び、Bruner=足場かけ、Kübler-Ross=死の受容段階。

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