22AM034|第22回 言語聴覚士国家試験 過去問
児童期の特徴として誤っているのはどれか。
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正解: 3
正答
(3)
この問題のポイント
児童期には学習、自己理解、集団関係が高度化します。並行遊びは幼児前期に多い遊びであり、児童期はルールを共有する協同・集団遊びへ移ります。
解説
児童期になると、自分の記憶・理解・学習方略を監視し調整するメタ認知が発達します。目の前の文脈に依存しない「二次的ことば」、すなわち学校で説明・文章理解に使う脱文脈的言語も伸びます。Piagetの具体的操作期に当たり、保存、分類、系列化など具体物・具体場面について可逆的で論理的な思考が可能になります。自己概念も「運動は得意だが算数は苦手」のように領域別・多面的となり、他者比較を含みます。並行遊びは幼児が近くで似た遊びをしても目標・役割を共有しない段階です。児童期はルール遊び、チーム、仲間集団など協同的関係が中心になります。
選択肢の確認
1.「メタ認知が発達」は学習方略を振り返る児童期の特徴です。
2.「二次的ことばが発達」は学校学習と脱文脈化に伴う正しい特徴です。
3.「並行遊びを好むようになる」は幼児期早期の特徴で、児童期の説明として誤りです。
4.「具体的対象について論理的思考」は具体的操作期の特徴です。
5.「多面的な自己認知」は領域別自己評価が進む児童期にみられます。
覚えるポイント
児童期は具体的操作、メタ認知、二次的ことば、協同的ルール遊び、多面的自己概念です。並行遊びはより早い時期です。