22PM033|第22回 言語聴覚士国家試験 過去問
思春期の特徴について誤っているのはどれか。
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正解: 4
正答
(4)
この問題のポイント
思春期は身体変化と他者から見られる自己への関心が強まり、自己意識は低下でなく高まります。
解説
第二次性徴と急速な身長・体格変化により、身体像への関心や戸惑いが増えます。認知発達によって自分を客観視し理想と現実を比較する力が高まり、「他者は自分をどう見るか」という自己意識も強くなります。親から感情的・価値的に距離を取り自立を試す心理的離乳が始まり、親や教師など権威、既存の社会規範を批判的に検討します。同時に仲間集団への所属が重要となり、同調圧力と拒絶への感受性が高まります。これらは個人差があり、親との関係は単純に切断されるのではなく再編成されます。したがって自己意識が低くなるという記述が逆です。
選択肢の確認
1.「親から心理的に離乳し始める」は自律性を築く思春期の特徴です。
2.「仲間の同調圧力への感受性が高まる」は仲間関係の重要性増大を反映します。
3.「権威や規範に批判的になる」は抽象的思考と自立志向に伴う特徴です。
4.「自己意識が低くなる」は誤りで、他者評価や身体像への自己意識は高まるため正答です。
5.「身体的に急激な変化」は第二次性徴と成長スパートを示す正しい記述です。
覚えるポイント
思春期は「身体の急変・自己意識上昇・心理的離乳・仲間同調・権威への批判」。自立と所属の両方が揺れます。