23AM035第23回 言語聴覚士国家試験 過去問

生涯発達心理学

青年期の特徴でないのはどれか。 a.脱中心化 b.世代継承性 c.心理的離乳 d.モラトリアム e.スチューデントアパシー

解答・解説を見る

正解: 1

正答

(1)

この問題のポイント

脱中心化は児童期の具体的操作、世代継承性は中年期の発達課題であり、青年期の特徴ではない。a・bを選ぶ。

解説

発達概念を生涯の時期へ配置する。Piagetの脱中心化は、自分の見かけの一側面だけに集中せず複数観点を考慮できる具体的操作期の認知変化である。Eriksonの世代継承性は次世代を育て社会へ貢献する成人中期の課題で、停滞と対になる。青年期には親から心理的に自立する心理的離乳、職業・価値観を決めるまで社会的責任を猶予されるモラトリアム、学生が学業意欲を失うスチューデントアパシーが問題となる。似た『成長』概念を年齢で仕分ける。

選択肢の確認

1.「a,b」:a,bの脱中心化は児童期、世代継承性は成人中期の概念で、どちらも青年期の特徴ではない。
2.「a,e」:a,eは脱中心化は青年期でないが、スチューデントアパシーは青年期・学生期にみられる問題である。
3.「b,c」:b,cは世代継承性は中年期だが、心理的離乳は親から精神的自立を進める青年期の課題である。
4.「c,d」:c,dの心理的離乳とモラトリアムはいずれも青年期の自我同一性形成と関係する。
5.「d,e」:d,eのモラトリアムとスチューデントアパシーは青年・学生期の特徴として論じられる。

覚えるポイント

脱中心化=児童期、心理的離乳・モラトリアム=青年期、世代継承性=中年期。

関連問題

23AM03423AM036
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)