24PM034|第24回 言語聴覚士国家試験 過去問
青年期の特徴でないのはどれか。 a.自己中心性 b.形式的操作 c.抽象的思考 d.メタ認知 e.エキスパート化
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
青年期には形式的操作が可能となり、抽象的・仮説的思考と、自分の思考を対象化するメタ認知が発達する。本問の用語整理では自己中心性は幼児期の前操作的思考、エキスパート化は経験を蓄積した成人期以降の熟達として扱うため、a・eが青年期の特徴でない。
解説
ピアジェの形式的操作期では、具体物に縛られず命題や可能性を操作し、仮説演繹的に考えられる。学習方略を選び、自分の理解度を監視するメタ認知も高まる。一方、自己中心性という語を他者の視点取得が難しい前操作期の特徴として問う場合、青年期の一般的特徴には置かない。青年期特有の「想像上の観衆」などを青年期自己中心性と呼ぶ理論もあるが、本問では発達段階用語として区別する。
選択肢の確認
1.a・b:誤り。aは本問では非該当だが、bの形式的操作は青年期の特徴である。
2.a・e:正しい。本問の枠組みでは自己中心性とエキスパート化が青年期の代表特徴でない。
3.b・c:誤り。形式的操作と抽象的思考はいずれも青年期に発達する。
4.c・d:誤り。抽象的思考とメタ認知はいずれも該当する。
5.d・e:誤り。eは非該当だが、dのメタ認知は青年期に高次化する。
覚えるポイント
青年期は「形式的操作・抽象思考・メタ認知」。設問上の自己中心性は幼児期、熟達化は成人期の概念として読む。