22PM034第22回 言語聴覚士国家試験 過去問

生涯発達心理学

自分の信念や職業選択に対して傾倒(積極的関与)を示すアイデンティティ地位はどれか。 a.アイデンティティ達成 b.アイデンティティ拡散 c.アイデンティティ危機 d.モラトリアム e.早期完了

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正解: 2

正答

(2)

この問題のポイント

Marciaのアイデンティティ地位で、積極的関与、commitmentがあるのは達成と早期完了です。両者は危機・探索を経験したかで異なります。

解説

アイデンティティ地位は、職業・価値観・信念について選択肢を吟味した危機・探索と、選択へ責任を持って関与する傾倒の有無で四分類します。達成は探索を経験したうえで傾倒あり、早期完了は十分な探索なしに親・社会の価値を受け入れて傾倒ありです。モラトリアムは探索中でまだ傾倒が定まらず、拡散は探索も傾倒も乏しい状態です。「アイデンティティ危機」は探索・問い直しの過程を表すため、傾倒そのものを保証しません。地位は固定的な人格類型ではなく、領域や時期によって移行します。

選択肢の確認

1.「a,b」は達成aには傾倒がありますが、拡散bには明確な傾倒がありません。
2.「a,e」は探索後に傾倒する達成aと、探索前に傾倒する早期完了eで、両方が積極的関与を持つため正答です。
3.「b,c」の拡散bと危機cは、確立した傾倒を示す組合せではありません。
4.「c,d」の危機cとモラトリアムdは探索・葛藤が中心で、傾倒は未確立です。
5.「d,e」は早期完了eは傾倒ありですが、モラトリアムdは探索中で傾倒がありません。

覚えるポイント

「達成=探索あり傾倒あり、早期完了=探索なし傾倒あり、モラトリアム=探索あり傾倒なし、拡散=両方なし」です。

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