21PM043|第21回 言語聴覚士国家試験 過去問
連濁でないのはどれか。
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正解: 5
正答
(5)
この問題のポイント
連濁は複合語の後部要素の語頭清音が濁音化する現象である。「ばかばかしい」は同形反復・接辞化した語で、後半に清音からの連濁が起きていない。
解説
青空は空/sora/が/zora/、か細いは細い/hosoi/が/bosoi/、それぞれは反復要素/sore/の語頭が/z/、ほの暗いは暗い/kurai/が/gurai/となる。いずれも形態素結合後の後部語頭に有声化がみられる。ばかばかしいは「ばか」を反復した「ばかばか」に形容詞接尾辞「しい」が付いた語で、二つ目も元から/b/で始まり、/h/や/k/が/b,g/へ交替したわけではない。
選択肢の確認
1.「青 空」:青空は後部要素「そら」の/s/が/z/となる連濁で「あおぞら」となる。
2.「か細い」:か細いは「ほそい」の/h/が/b/へ交替する連濁を含む。
3.「それぞれ」:それぞれは反復複合で後半「それ」の/s/が/z/へ濁音化している。
4.「ほの暗い」:ほの暗いは後部要素「くらい」の/k/が/g/となる連濁を示す。
5.「ばかばかしい」:ばかばかしいは「ばか」の反復で後半も元から/b/であり、連濁による変化でない。
覚えるポイント
連濁は後部要素の元の語頭と比較する。表面に濁音があるだけでは連濁とは限らない。