24PM024第24回 言語聴覚士国家試験 過去問

認知心理学

短期記憶に保持された情報を反復することを示すのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

短期記憶やワーキングメモリ内の情報を、心の中または発声で繰り返して保持する操作をリハーサルという。電話番号を忘れないよう反復する例が典型で、保持時間を延ばし長期記憶への符号化も助ける。

解説

単純な維持リハーサルは同じ情報を反復して短期的な消失を防ぐ。意味や既有知識と関連付ける精緻化リハーサルは、長期記憶への定着をより促す。チャンクは複数項目を意味のあるまとまりへ再編して容量制約を補う単位・方略であり、反復そのものではない。スキーマは知識の枠組み、プライミングは先行刺激が後の処理へ及ぼす促進効果、復号化は記号から内容を取り出す過程を指す。

選択肢の確認

1.チャンク:誤り。情報をまとまりにして扱うことで、記憶容量を効率化する概念である。
2.リハーサル:正しい。短期記憶内の情報を繰り返し、活性を維持する操作である。
3.スキーマ:誤り。経験から形成された体系的な知識構造で、新情報の理解を導く。
4.プライミング:誤り。先に接した刺激が、後続刺激の認知・反応へ無意識に影響する現象である。
5.復号化:誤り。符号化された記号・信号から意味内容を読み取る過程で、保持のための反復ではない。

覚えるポイント

「繰り返す=リハーサル」「まとめる=チャンク」「知識の枠組み=スキーマ」と動作で区別する。

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