24PM046|第24回 言語聴覚士国家試験 過去問
学童期の学習言語について誤っているのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
学童期に発達する学習言語は、目の前の状況や身振りに強く支えられる会話言語と異なり、非言語的文脈への依存が小さい。書かれた説明や抽象的概念を言語だけで理解・表現し、思考・推論と教科学習の道具になる。
解説
日常会話では相手、物、場面が共有され、省略や指示語でも意味が通じやすい。学校では、対象が眼前になくても語彙・統語・文章構造から意味を組み立て、因果、比較、分類、仮説を扱う必要がある。読み書きの獲得は情報を外在化し、複雑な文を再検討できるため、学習言語を高次化する。学校教育を通じて教科特有の語彙と談話形式を学び、言語が学習そのものの手段となる。
選択肢の確認
1.非言語的文脈への依存が大きい:誤り。学習言語は文脈縮減的で、言語情報だけで理解する力を要する。
2.学習の手段として発達:正しい。説明を聞き、教科書を読み、知識を記述するために使う。
3.学校教育に依存して発達:正しい。体系的な語彙・概念・談話形式を学校で学ぶ。
4.読み書きで高次化:正しい。文章を介して抽象化、推敲、知識統合が可能になる。
5.思考・推論の道具:正しい。比較、因果説明、問題解決を言語で操作する。
覚えるポイント
会話言語は「場面に支えられる」、学習言語は「場面がなくても言語で考える」。読み書きと学校教育が発達を支える。