25AM046第25回 言語聴覚士国家試験 過去問

言語学

漢字の音読みを含むのはどれか a.鹿の子(かのこ) b.残り香(のこりが) c.生死(せいし) d.お新香(おしんこ) e.犬死(いぬじに)

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正解: 4

正答

(4)

この問題のポイント

「生死」は生をセイ、死をシと読み、「お新香」は新をシン、香をコウと読むため、c・dが漢字の音読みを含みます。

解説

音読みは漢字音を日本語へ取り入れた読み、訓読みは漢字の意味に対応する和語を当てた読みです。「生死(せいし)」のセイ・シはともに音読みです。「お新香(おしんこ)」は接頭辞「お」に、音読みのシンとコウが結び付いた語で、連濁・音変化を含んでも漢字部分は音読みに由来します。「鹿の子(かのこ)」は鹿を「か」、子を「こ」と読む和語的な訓読みです。「残り香(のこりが)」は残るの連用形「のこり」と香「か」が連濁して「が」となった訓読み複合です。「犬死(いぬじに)」も犬「いぬ」、死に「しに」が連濁して「じに」となった和語的読みです。濁音化した表面形だけで音読みと判断せず、元の語と単独の読みへ戻して考えます。

選択肢の確認

1.「a,b」は鹿の子と残り香がともに訓読みを基盤とするため誤りです。
2.「a,e」は鹿の子も犬死にも和語の訓読みで、音読みを含む組合せではありません。
3.「b,c」は生死cは音読みですが、残り香bは訓読みなので選べません。
4.「c,d」は生死のセイ・シ、新香のシン・コウが音読みなので正しいです。
5.「d,e」はお新香dは音読みですが、犬死eは訓読み複合なので誤りです。

覚えるポイント

音訓は表面の濁りでなく語源的な読みで判定します。生死=セイシ、新香=シンコウは音読み、残り香・犬死は連濁した訓読みです。

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