第26回・2024年
26AM041|第26回 言語聴覚士国家試験 過去問
音のレベルに関する説明として誤っているのはどれか。
解答・解説を見る
正解5
正答
5
この問題のポイント
感覚レベル(dB SL)は、ある個人のその刺激に対する聴覚閾値を0 dBとして、提示音が閾値より何dB上かを表す。標準化された聴力レベルで閾値を測る純音聴力検査の基本目盛そのものではない。
解説
音圧レベルdB SPLは20 μPaを基準に20log10(p/p0)で表す。聴力レベルdB HLは周波数ごとに正常若年者集団の平均最小可聴値が0 dB付近になるよう基準等価閾値音圧レベルを定め、オージオメータで用いる。一方dB SLは被検者自身の閾値を基準にするため、「40 dB SL」はその人の閾値上40 dBという意味で、語音検査や補充現象の検査など刺激条件の指定に有用である。
選択肢の確認
1.SPL基準20 μPa:正しい。空気中音圧の国際的な基準値である。
2.HLは正常若年者閾値を基準:正しい。周波数別の標準値を0 dB HLとする。
3.個人閾値基準がSL:正しい。閾値上のレベルを示す。
4.HL基準はISOで規定:正しい。基準等価閾値レベルが標準化される。
5.SLは純音聴力検査で用いる:誤り。閾値測定の基本表示はdB HLで、SLは個人閾値決定後の相対表示である。
覚えるポイント
SPL=20 μPa、HL=正常者の周波数別閾値、SL=その人自身の閾値上何dBか。
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