28AM046第28回 言語聴覚士国家試験 過去問

言語発達学

前言語期の三項関係の成立と関連しないのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

三項関係は乳児・他者・対象物の三者が注意や意図を共有する関係である。指差し、見せる、参照視、手渡しは対象を介するが、共鳴動作は他者の動きを同調・模倣する二者的反応で、直接関連しない。

解説

前言語期後半、乳児は養育者が見ている物へ視線を追い、自分も対象と相手の顔を交互に見る共同注意を形成する。要求や叙述の指差し、物を相手へ見せる・渡す行為は、対象への関心・要求を他者と共有する意図的伝達である。参照視も対象と相手の反応を結ぶ。共鳴動作は相手の表情・動作につられて似た反応をする身体的同調で、対象物を共同参照する三点構造を必須としない。

選択肢の確認

1.指差し:関連する。対象へ他者の注意を向け、共同注意を成立させる。
2.共鳴動作:関連しない。他者との二者的な模倣・同調で対象を必要としない。
3.物を見せる:関連する。対象を提示して注意・興味を相手と共有する。
4.参照視:関連する。対象と養育者の顔を見比べ情動情報を利用する。
5.物を手渡す:関連する。対象を介して要求・共有の意図を伝える。

覚えるポイント

三項関係は「子ども―大人―物」。指差し・視線・showing・givingが共同注意の指標。

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