28PM065|第28回 言語聴覚士国家試験 過去問
言語発達を促す話しかけでないのはどれか。
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正解: 4
正答
(4)
この問題のポイント
言語発達を促す「話しかけ」は、子どもの注意・発話に合わせてモデルを提示・拡張する言語入力技法である。ミラリングは子どもの動作を鏡のように模倣する技法で、話しかけ自体ではない。
解説
マザリーズは高い声、誇張した抑揚、ゆっくりした速度で注意を引き、トイトークは子どもが注目する玩具や行為を短く言語化する。リキャストは子どもの意味を保って文法的な形へ言い直し、エキスパンションは発話へ語を加えてより完全な文に広げる。これらは理解しやすく応答的な言語モデルを与える。一方ミラリングはINREALなどで子どもの行動・発声をそのまま模倣し相互性を作るもので、選択肢中「話しかけ」の種類には該当しない。
選択肢の確認
1.「マザリーズ」:話しかけである。乳幼児向けの韻律と単純な表現で注意・理解を支える。
2.「トイトーク」:話しかけである。遊んでいる対象・行為をその場で簡潔にことばにする。
3.「リキャスト」:話しかけである。子どもの誤りを直接否定せず、正しい形式に言い換えて返す。
4.「ミラリング」:話しかけでなく正答。子どもの動作・音声を模倣して同調する相互作用技法である。
5.「エキスパンション」:話しかけである。子どもの発話へ必要語を補い、意味を保った長いモデルを返す。
覚えるポイント
子どもの意図を追い、リキャスト=形を直す、エキスパンション=内容を広げる、ミラリング=模倣と区別する。