28PM066|第28回 言語聴覚士国家試験 過去問
誤っている組合せはどれか。
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正解: 2
正答
(2)
この問題のポイント
Rey Auditory Verbal Learning Testは単語リストの学習・遅延再生・再認を測る記憶検査であり、言語能力全体の総合評価ではない。
解説
AVLTでは検査者が単語リストを複数回読み上げ、各試行の自由再生、干渉リスト後の再生、遅延再生、再認などから聴覚言語性学習・記憶を評価する。語彙、統語、語用、音韻を総合的に測る検査ではない。音節検査は構音、〈S-S法〉は語彙を含む言語発達、J.COSSは日本語文法理解、CCC-2は保護者質問紙により語用・コミュニケーションを評価し、各組合せは目的に対応する。
選択肢の確認
1.「構音の評価―音節検査」:正しい。単音より前後音の影響がある音節条件で構音を調べる。
2.「言語能力の総合評価―Rey AVLT」:誤りで正答。AVLTは聴覚言語性の学習・記憶課題である。
3.「語彙の評価―S-S法」:正しい。事物名称や語の理解・表出を言語発達段階として評価する。
4.「統語の評価―J.COSS」:正しい。助詞、語順、文構造など日本語の文理解を調べる。
5.「語用の評価―CCC-2」:正しい。会話・文脈・非言語的コミュニケーションなどを質問紙で捉える。
覚えるポイント
検査は入力、反応、測る構成概念を確認する。単語を使う検査でも言語検査とは限らず、AVLTは記憶検査である。