28PM067|第28回 言語聴覚士国家試験 過去問
田中ビネー知能検査Vについて誤っているのはどれか。
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正解: 1
正答
(1)
この問題のポイント
従来型の発達知能指数は精神年齢MAを生活年齢CAで割る。CA÷MA×100とした式は分子・分母が逆である。
解説
発達年齢を用いる場合、IQ=MA÷CA×100で算出し、精神年齢と生活年齢が同じなら100となる。例えばCA5歳、MA4歳なら4÷5×100=80であり、逆にすれば発達遅れで100を超える不合理が生じる。田中ビネーVでは年齢級ごとの課題を実施し、全問通過・全問不通過から基底・上限を定める。1歳級の「用途による物の指示」や、低年齢課題で反応が得られない場合の発達チェックなど乳幼児評価も備える。
選択肢の確認
1.「IQはCA÷MA×100」:誤りで正答。正しくはMA÷CA×100である。
2.「用途による物の指示は1歳級」:正しい。身近な物の機能理解と指示反応をみる低年齢課題である。
3.「年齢級全項目不通過で中止」:正しい。上限年齢を確定し、それ以上の実施を終了する。
4.「基底年齢は全問できた年齢級に1を加える」:正しい。本検査の年齢級構成に従って基底を設定する。
5.「1歳級で正答なしなら発達チェック」:正しい。より基礎的な発達行動から状態を把握する。
覚えるポイント
比率IQはMA/CA×100。分数は「発達している年齢÷実際の年齢」と意味から確認する。