Y2022M04Q25|2022年4月公表 エックス線作業主任者免許試験 過去問
蛍光ガラス線量計(RPLD)と光刺激ルミネセンス線量計(OSLD)に関する次のA からDの記述について、正しいものの組合せは(1)~(5)のうちどれか。 A 素子として、RPLD では銀活性リン酸塩ガラスが、OSLD では炭素添加酸化アルミニウムなどが用いられている。 B 線量読み取りのための発光は、RPLD では紫外線照射により、OSLD では緑色レーザー光の照射により行われる。 C 線量の読み取りは、OSLD では繰り返し行うことができるが、RPLD では1 回しか行うことができない。 D RPLD の素子は、使用後、高温下でのアニーリングにより再度使用することができるが、OSLDの素子は1 回しか使用することができない。
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正解: 1
正答
(1)
この問題のポイント
蛍光ガラス線量計と光刺激ルミネセンス線量計は、素子材料、刺激光、反復読出し、履歴消去の四点を比べます。銀活性リン酸塩ガラスは紫外線、炭素添加酸化アルミニウムは緑色光に対応します。
解説
条件を満たす記述は「A,B」です。
A:正しい。RPLDには銀活性リン酸塩ガラス、OSLDには代表的に炭素添加酸化アルミニウムを使うため、材料の対応は正しいです。
B:正しい。RPLDは紫外線でラジオフォトルミネセンスを励起し、OSLDは緑色レーザー光などで輝尽発光を読み出すため正しい記述です。
C:誤り。RPLDも読出しによって蛍光中心が消えず同一素子を反復測定できるため、RPLDだけ一回とする説明が誤りです。
D:誤り。OSLDも強い光で蓄積信号を消去する光学的ブリーチ後に再使用できるため、OSLDを一回限りとする部分が誤りです。
選択肢の確認
1.A,B
○ 判定:正答(記述は正しい)。Aは正しい記述です。RPLDには銀活性リン酸塩ガラス、OSLDには代表的に炭素添加酸化アルミニウムを使うため、材料の対応は正しいです。 Bは正しい記述です。RPLDは紫外線でラジオフォトルミネセンスを励起し、OSLDは緑色レーザー光などで輝尽発光を読み出すため正しい記述です。
2.A,C
× 判定:正答ではない(記述は誤り)。Cは組合せに入れられません。RPLDも読出しによって蛍光中心が消えず同一素子を反復測定できるため、RPLDだけ一回とする説明が誤りです。 Bは組合せに必要です。RPLDは紫外線でラジオフォトルミネセンスを励起し、OSLDは緑色レーザー光などで輝尽発光を読み出すため正しい記述です。
3.A,D
× 判定:正答ではない(記述は誤り)。Dは組合せに入れられません。OSLDも強い光で蓄積信号を消去する光学的ブリーチ後に再使用できるため、OSLDを一回限りとする部分が誤りです。 Bは組合せに必要です。RPLDは紫外線でラジオフォトルミネセンスを励起し、OSLDは緑色レーザー光などで輝尽発光を読み出すため正しい記述です。
4.B,C
× 判定:正答ではない(記述は誤り)。Cは組合せに入れられません。RPLDも読出しによって蛍光中心が消えず同一素子を反復測定できるため、RPLDだけ一回とする説明が誤りです。 Aは組合せに必要です。RPLDには銀活性リン酸塩ガラス、OSLDには代表的に炭素添加酸化アルミニウムを使うため、材料の対応は正しいです。
5.B,D
× 判定:正答ではない(記述は誤り)。Dは組合せに入れられません。OSLDも強い光で蓄積信号を消去する光学的ブリーチ後に再使用できるため、OSLDを一回限りとする部分が誤りです。 Aは組合せに必要です。RPLDには銀活性リン酸塩ガラス、OSLDには代表的に炭素添加酸化アルミニウムを使うため、材料の対応は正しいです。
覚えるポイント
蛍光ガラスは熱アニーリング、光刺激素子は強光によるブリーチで使用履歴を消去します。どちらも反復読出し可能であり、一回限りの素子ではありません。