Y2022M04Q37|2022年4月公表 エックス線作業主任者免許試験 過去問
次のA からD の放射線影響について、その発症にしきい線量が存在するものの全ての組合せは(1)~(5)のうちどれか。 A 白血球減少 B 永久不妊 C 甲状腺がん D 脱毛
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正解: 1
正答
(1)
この問題のポイント
白血球減少、永久不妊、脱毛は、それぞれ骨髄造血細胞、生殖細胞、毛母細胞の損傷が一定程度を超えて生じます。甲状腺がんはこれらと異なる線量反応型であることが、組合せの分かれ目です。
解説
条件を満たす記述は「A,B,D」です。
A:正しい。白血球減少は骨髄の造血幹・前駆細胞が一定量以上障害されて生じる組織反応で、しきい線量があります。
B:正しい。永久不妊は生殖腺の生殖細胞が広範に喪失して生じる組織反応で、性別などに応じたしきい線量があります。
C:誤り。甲状腺がんは確率的影響に分類され、放射線防護では発症しきい値なしと仮定するため対象外です。
D:正しい。脱毛は毛母細胞が一定数以上損傷されて生じる皮膚組織反応です。確率的影響ではなく、発症にしきい線量があります。
選択肢の確認
1.A,B,D
○ 判定:正答(記述は正しい)。Aは正しい記述です。白血球減少は骨髄の造血幹・前駆細胞が一定量以上障害されて生じる組織反応で、しきい線量があります。 Bは正しい記述です。永久不妊は生殖腺の生殖細胞が広範に喪失して生じる組織反応で、性別などに応じたしきい線量があります。 Dは正しい記述です。脱毛は毛母細胞が一定数以上損傷されて生じる皮膚組織反応です。確率的影響ではなく、発症にしきい線量があります。
2.A,C
× 判定:正答ではない(記述は誤り)。Cは組合せに入れられません。甲状腺がんは確率的影響に分類され、放射線防護では発症しきい値なしと仮定するため対象外です。 Bは組合せに必要です。永久不妊は生殖腺の生殖細胞が広範に喪失して生じる組織反応で、性別などに応じたしきい線量があります。 Dは組合せに必要です。脱毛は毛母細胞が一定数以上損傷されて生じる皮膚組織反応です。確率的影響ではなく、発症にしきい線量があります。
3.A,C,D
× 判定:正答ではない(記述は誤り)。Cは組合せに入れられません。甲状腺がんは確率的影響に分類され、放射線防護では発症しきい値なしと仮定するため対象外です。 Bは組合せに必要です。永久不妊は生殖腺の生殖細胞が広範に喪失して生じる組織反応で、性別などに応じたしきい線量があります。
4.B,C
× 判定:正答ではない(記述は誤り)。Cは組合せに入れられません。甲状腺がんは確率的影響に分類され、放射線防護では発症しきい値なしと仮定するため対象外です。 Aは組合せに必要です。白血球減少は骨髄の造血幹・前駆細胞が一定量以上障害されて生じる組織反応で、しきい線量があります。 Dは組合せに必要です。脱毛は毛母細胞が一定数以上損傷されて生じる皮膚組織反応です。確率的影響ではなく、発症にしきい線量があります。
5.B,D
× 判定:正答ではない(記述は誤り)。Aは組合せに必要です。白血球減少は骨髄の造血幹・前駆細胞が一定量以上障害されて生じる組織反応で、しきい線量があります。
覚えるポイント
造血障害、生殖腺障害、毛包障害は、発症しきい値を持つ組織反応です。発がんは確率的影響であり、放射線防護ではしきい値がないと仮定します。