Y2022M10Q322022年10月公表 エックス線作業主任者免許試験 過去問

エックス線の生体に与える影響に関する知識放射線感受性

次のA からC の人体の組織・器官について、放射線感受性の高いものから順に並べたものは(1)~(5)のうちどれか。 A 汗腺 B 肺 C 神経線維

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正解: 1

正答

(1)

この問題のポイント

汗腺の更新性上皮は肺組織より高感受性で、肺はほぼ分裂しない成熟神経線維より高感受性です。したがって感受性は汗腺、肺、神経線維の順に低下します。

解説

正しい順位は A(汗腺) → B(肺) → C(神経線維) です。分裂・未分化の程度を比較し、提示された順序そのものが一致するかを見ます。
A:順位中の位置は正しい。汗腺には更新する腺上皮細胞があり、この比較では肺より高く、成熟神経線維より明らかに高感受性です。
B:順位中の位置は正しい。肺は腺上皮組織より感受性が低い一方、ほぼ分裂しない成熟神経線維よりは高く、中間に位置します。
C:順位中の位置は正しい。成熟神経線維は高度に分化し分裂しないため、成人の組織比較では最も抵抗性側です。

選択肢の確認

1.A,B,C
○ 判定:正答(記述は正しい)。汗腺の更新性腺上皮は肺より高感受性で、肺はほぼ分裂しない成熟神経線維より高感受性です。A、B、Cの順が三組織の分裂能・分化度と一致します。

2.A,C,B
× 判定:正答ではない(記述は誤り)。汗腺を先頭に置く点は合いますが、成熟神経線維は高度に分化してほぼ分裂せず、肺より抵抗性です。CをBより前に置く後半が逆です。

3.B,A,C
× 判定:正答ではない(記述は誤り)。肺より汗腺の更新性腺上皮の方が分裂能が高いため、先頭はBではなくAです。神経線維を最後に置く点だけは感受性順位と合います。

4.B,C,A
× 判定:正答ではない(記述は誤り)。肺を汗腺より高感受性とする前半が逆です。汗腺には更新する腺上皮があり、肺、ほぼ分裂しない神経線維の順に感受性が下がります。

5.C,A,B
× 判定:正答ではない(記述は誤り)。成熟神経線維は三者で最も抵抗性なので、Cを先頭へ置けません。正しい並びでは更新性の汗腺が先頭、神経線維が末尾です。

覚えるポイント

組織の感受性順位は、構成細胞の分裂能と分化度で比較します。成熟神経組織は高度に分化し分裂頻度が低いため、一般に抵抗性側へ置きます。

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