Y2024M10Q23|2024年10月公表 エックス線作業主任者免許試験 過去問
被ばく線量測定に用いる放射線測定器とこれに関係の深い用語との組合せとして、誤っているものは次のうちどれか。
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正解: 1
正答
(1)
この問題のポイント
気体電離検出器では印加電圧により電離箱領域、比例領域、GM領域へ作動状態が変わります。出力がエネルギー情報を保つかも判定の要点です。電離箱・比例計数管・GM計数管は気体電離、シンチレーション検出器は蛍光、半導体検出器は電子・正孔対を利用します。
解説
電離箱・比例計数管・GM計数管は気体電離、シンチレーション検出器は蛍光、半導体検出器は電子・正孔対を利用します。出力がエネルギー情報を保つかも判定の要点です。
RPLDは銀活性リン酸塩ガラスの蛍光中心を紫外線で励起して読み、読出し後も情報が残るため再読出しできます。
選択肢の確認
1.蛍光ガラス線量計 …………………………… 写真作用
× 判定:正答(誤っている記述)。RPLDは銀活性リン酸塩ガラスの蛍光中心を紫外線で励起して読み、読出し後も情報が残るため再読出しできます。
2.電離箱式PD 型ポケット線量計 …………… 充電
○ 判定:正答ではない(記述は正しい)。PD型ポケット線量計は充電した石英繊維の開きが電離による放電で変化する直読式です。
3.熱ルミネセンス線量計(TLD) …………… グロー曲線
○ 判定:正答ではない(記述は正しい)。TLDの加熱温度と発光強度の関係がグロー曲線です。
4.半導体式ポケット線量計 …………………… 空乏層
○ 判定:正答ではない(記述は正しい)。半導体式ポケット線量計はPN接合Siなどで生じる電荷を電気的に積算し、その場で表示できます。
5.光刺激ルミネセンス(OSL)線量計 ……… 可視光刺激
○ 判定:正答ではない(記述は正しい)。OSLDは代表的にAl₂O₃:Cを用い、光刺激で輝尽発光を読みます。読出しを繰り返せ、適切な消去処理後に再使用できます。
覚えるポイント
RPLDは銀活性リン酸塩ガラスの蛍光中心を紫外線で励起して読み、読出し後も情報が残るため再読出しできます。検出媒体(気体・蛍光体・半導体)と出力(電流・パルス・発光)を一対一で覚えます。