Y2024M10Q36|2024年10月公表 エックス線作業主任者免許試験 過去問
次のA からD の放射線影響について、その発症にしきい線量が存在するものの全ての組合せは(1)~(5)のうちどれか。 A 白血球減少 B 永久不妊 C 甲状腺がん D 脱毛
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正解: 1
正答
(1)
この問題のポイント
白血球減少、永久不妊、脱毛は一定数の細胞喪失後に生じる組織反応で、いずれもしきい線量を持ちます。甲状腺がんは確率的影響であり、防護上はしきい値なしと仮定します。
解説
条件を満たす記述は「A,B,D」です。
A:正しい。白血球減少は骨髄の造血細胞が一定量以上損傷されて生じる組織反応です。発生にはしきい線量があります。
B:正しい。永久不妊は生殖腺の生殖細胞群が広範に失われて生じる組織反応で、性別・年齢に応じたしきい線量が存在します。
C:誤り。甲状腺がんは確率的影響に分類され、放射線防護上は発症のしきい線量がないと仮定します。したがって対象に含まれません。
D:正しい。脱毛は毛母細胞が一定数以上障害されて生じる皮膚の組織反応です。一時脱毛・永久脱毛とも発生に線量のしきい値があります。
選択肢の確認
1.A,B,D
○ 判定:正答(記述は正しい)。Aは正しい記述です。白血球減少は骨髄の造血細胞が一定量以上損傷されて生じる組織反応です。発生にはしきい線量があります。 Bは正しい記述です。永久不妊は生殖腺の生殖細胞群が広範に失われて生じる組織反応で、性別・年齢に応じたしきい線量が存在します。 Dは正しい記述です。脱毛は毛母細胞が一定数以上障害されて生じる皮膚の組織反応です。一時脱毛・永久脱毛とも発生に線量のしきい値があります。
2.A,C
× 判定:正答ではない(記述は誤り)。Cは組合せに入れられません。甲状腺がんは確率的影響に分類され、放射線防護上は発症のしきい線量がないと仮定します。したがって対象に含まれません。 Bは組合せに必要です。永久不妊は生殖腺の生殖細胞群が広範に失われて生じる組織反応で、性別・年齢に応じたしきい線量が存在します。 Dは組合せに必要です。脱毛は毛母細胞が一定数以上障害されて生じる皮膚の組織反応です。一時脱毛・永久脱毛とも発生に線量のしきい値があります。
3.A,C,D
× 判定:正答ではない(記述は誤り)。Cは組合せに入れられません。甲状腺がんは確率的影響に分類され、放射線防護上は発症のしきい線量がないと仮定します。したがって対象に含まれません。 Bは組合せに必要です。永久不妊は生殖腺の生殖細胞群が広範に失われて生じる組織反応で、性別・年齢に応じたしきい線量が存在します。
4.B,C
× 判定:正答ではない(記述は誤り)。Cは組合せに入れられません。甲状腺がんは確率的影響に分類され、放射線防護上は発症のしきい線量がないと仮定します。したがって対象に含まれません。 Aは組合せに必要です。白血球減少は骨髄の造血細胞が一定量以上損傷されて生じる組織反応です。発生にはしきい線量があります。 Dは組合せに必要です。脱毛は毛母細胞が一定数以上障害されて生じる皮膚の組織反応です。一時脱毛・永久脱毛とも発生に線量のしきい値があります。
5.B,D
× 判定:正答ではない(記述は誤り)。Aは組合せに必要です。白血球減少は骨髄の造血細胞が一定量以上損傷されて生じる組織反応です。発生にはしきい線量があります。
覚えるポイント
組織反応ではしきい線量を超えると重篤度が増します。がんのような確率的影響では、線量に応じて変化するのは主に発生確率です。