34PM117|第34回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
経絡経穴概論取穴法・体表指標同身寸・骨度・胸腹背部の指標
少海穴について最も適切なのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、手少陰心経の少海穴の位置関係と五行穴の性質が問われています。
少海は心経の合穴です。同経の兪穴である神門までの距離は、肘窩横紋から手関節掌側横紋までの12寸で考えます。
解説
少海は、肘前内側、肘窩横紋上で、上腕骨内側上顆の前方に取る手少陰心経の経穴です。手少陰心経の兪穴は神門で、手関節掌側横紋上にあります。
肘窩横紋から手関節掌側横紋までの骨度は12寸です。そのため、少海から同経の兪穴である神門までは12寸と考えます。
尺骨神経溝上にあるのは小腸経の小海を連想しやすい部位です。少海は五行穴では合水穴であり、金穴ではありません。
ひっかけポイント
少海と小海は名前が似ています。少海は心経、小海は小腸経です。尺骨神経溝上という表現は小海を連想します。
選択肢の確認
1.尺骨神経溝上にある。
誤り。
尺骨神経溝上にある経穴としては小海を考えます。少海は肘窩横紋の内側に取る手少陰心経の経穴です。
2.同経の兪穴までは12寸である。
正しい。
少海は肘部にあり、同じ手少陰心経の兪穴である神門は手関節掌側横紋上にあります。肘窩横紋から手関節横紋までは12寸であり、この記述は適切です。
3.五行穴では金穴に属する。
誤り。
少海は手少陰心経の合穴で、水穴に属します。金穴ではありません。
4.皮膚面に対しての直刺で、尺側手根屈筋に刺鍼できる。
誤り。
少海の位置と刺鍼対象を考えると、この記述は最も適切ではありません。少海の重要事項としては、心経上の位置関係と五行穴の性質を押さえます。
覚えるポイント
- 少海は手少陰心経の合水穴です。
- 心経の兪穴は神門です。
- 肘窩横紋から手関節掌側横紋までは12寸です。
- 少海と小海を混同しないようにします。
- 小海は尺骨神経溝周辺で考えます。