34PM156|第34回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
東洋医学臨床論症例治療帯状疱疹後痛・顎関節痛・片頭痛・胆石発作・COPD
次の症例について問いに答えよ。「38歳の女性。主訴は左側頭部痛。目の前がチカチカしてから1時間以内に痛みが起こり、拍動性で嘔気を伴う。発症すると痛みのため仕事を休んでしまう。」郄穴を用いて循経取穴による治療を行う場合、最も適切なのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、側頭部痛に関係する経脈を考え、対応する郄穴を選びます。
側頭部は足少陽胆経の走行と関係します。足少陽胆経の郄穴は外丘です。
解説
片頭痛のような側頭部痛では、経絡的には少陽経、とくに胆経を考えることがあります。足少陽胆経は側頭部、耳周囲、胸脇部、下肢外側をめぐります。
郄穴は、各経脈の気血が深く集まる部位とされ、急性症状や痛みに用いられることがあります。
この症例では左側頭部痛が主訴であり、循経取穴で郄穴を用いるなら、足少陽胆経の郄穴である外丘が最も適切です。
ひっかけポイント
側頭部痛は少陽経を考えます。少陽胆経の郄穴は外丘です。
選択肢の確認
1.孔最
誤り。
孔最は手太陰肺経の郄穴です。呼吸器症状や肺経の病証で考える穴であり、側頭部痛に対する循経取穴としては適切ではありません。
2.外丘
正しい。
外丘は足少陽胆経の郄穴です。側頭部は胆経の走行と関係するため、側頭部痛に対する循経取穴として適切です。
3.金門
誤り。
金門は足太陽膀胱経の郄穴です。後頭部や背部、腰下肢後面の症状で考えますが、本症例の側頭部痛では外丘が適切です。
4.中都
誤り。
中都は足厥陰肝経の郄穴です。肝経の病証や下腹部・月経関連症状などで考えますが、側頭部痛への循経取穴としては胆経の外丘が適切です。
覚えるポイント
- 側頭部痛では少陽経、特に胆経を考えます。
- 外丘は足少陽胆経の郄穴です。
- 孔最は肺経、金門は膀胱経、中都は肝経の郄穴です。
- 郄穴は急性症状や痛みで重要です。