R07A30|令和7年度 准看護師試験 過去問
情動焦点型のコーピング行動はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、ストレスへの対処であるコーピングの種類が問われています。
コーピングには、問題そのものを解決しようとする問題焦点型と、つらさや不安などの感情を調整しようとする情動焦点型があります。
解説
情動焦点型コーピングは、ストレスの原因そのものを直接変えるのではなく、ストレスによって生じた不安、怒り、緊張、落ち込みなどの感情を和らげる対処です。
気分転換を図る、誰かに話して気持ちを落ち着ける、リラックスする、休息をとるなどが情動焦点型コーピングに含まれます。
一方、解決策を考えて実行するのは、問題焦点型コーピングです。ストレスの原因そのものに働きかける対処です。
自分の行動を正当化しようとするのは合理化、欲求と反対の態度を示すのは反動形成という防衛機制に関係します。
ひっかけポイント
「感情を整える」のが情動焦点型、「問題を解決する」のが問題焦点型です。防衛機制との違いも整理します。
精神看護のポイント
患者がストレスを感じているときは、まず気持ちを否定せずに受け止めます。そのうえで、患者自身が使いやすい対処方法を一緒に確認することが大切です。
選択肢の確認
1.自分の行動を正当化しようとする。
誤り。
自分の行動を正当化しようとするのは、合理化という防衛機制に関係します。情動焦点型コーピングの代表例ではありません。
2.欲求と反対の態度を示す。
誤り。
欲求と反対の態度を示すのは、反動形成という防衛機制に関係します。情動焦点型コーピングの代表例ではありません。
3.気分転換を図る。
正しい。
気分転換は、ストレスによって生じた感情を調整する行動です。情動焦点型コーピングに含まれます。
4.解決策を考えて実行する。
誤り。
解決策を考えて実行するのは、問題焦点型コーピングです。ストレスの原因に直接働きかける対処です。
覚えるポイント
- コーピングはストレスへの対処である。
- 情動焦点型は感情を調整する対処である。
- 気分転換は情動焦点型コーピングである。
- 問題焦点型は問題そのものの解決を目指す対処である。
- 合理化や反動形成は防衛機制として整理する。