R07B85令和7年度 准看護師試験 過去問

疾病の成り立ちと回復の促進病理・症候出血・凝固異常

肛門の手術を受ける患者の看護について、適切なのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

この問題では、肛門手術後の看護が問われています。

肛門部は血管が豊富で、排便時の刺激も受けやすい部位です。術後は出血、疼痛、排便困難、感染、創部汚染に注意します。

解説

肛門の手術後は、創部からの出血に注意します。下着やガーゼへの出血、便への血液混入、血圧低下、頻脈、顔面蒼白などを観察します。

術後は疼痛により排便を我慢しやすくなりますが、便秘になると便が硬くなり、創部への刺激や出血につながります。そのため、排便を我慢させるのではなく、便を軟らかく保つ、水分や食事、必要時の緩下剤などを指示に従って調整します。

座るときは、創部への圧迫や疼痛を軽減する工夫が必要です。固く平らなところへ座ると痛みが強くなることがあります。

准看護師としての観察ポイント
術後は出血量、創部痛、排便状況、便の性状、発熱、創部の腫脹や分泌物を観察します。出血が増える、強い痛み、発熱がある場合は報告します。

選択肢の確認

1.手術前に緩下剤は使用しない。
誤り。
肛門手術では、術前処置として腸管内容を整える目的で緩下剤や浣腸が用いられることがあります。使用しないと一律に説明するのは適切ではありません。

2.手術後は出血に注意する。
適切である。
肛門部は血流が豊富で、術後出血を起こすことがあります。ガーゼや便の血液混入、バイタルサインを観察することが重要です。

3.手術後は固く平らなところに座るよう促す。
誤り。
固く平らなところに座ると、創部が圧迫され痛みや出血につながることがあります。創部への負担を減らす座り方を工夫します。

4.手術後は排便を我慢するよう説明する。
誤り。
排便を我慢すると便秘となり、硬便によって創部痛や出血が起こりやすくなります。排便を整える支援が必要です。

覚えるポイント

  • 肛門手術後は出血と疼痛に注意する。
  • 排便を我慢させず、便秘を予防する。
  • 硬便は創部痛や出血の原因になる。
  • 座位では創部への圧迫を減らす工夫をする。
  • 出血増加、発熱、強い痛みは報告が必要である。

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