48G32第48回 理容師国家試験 過去問

保健皮膚科学皮膚付属器官

皮膚付属器官の構造に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

毛の生える角度、毛母の色素細胞、立毛筋の付着部、毛の成分を確認します。

解説

多くの毛包は皮膚に対して斜めに存在するため、毛は皮膚表面から斜めに生えます。まつ毛、耳毛、鼻毛などは比較的皮膚表面に対して垂直に生えます。毛球部の毛母には毛をつくる細胞とともに色素細胞があり、メラニンを毛へ与えます。立毛筋は毛包の毛隆起付近に付着し、収縮すると毛が立ちます。毛の主成分は、硫黄を含む硬ケラチンというタンパク質です。

選択肢の確認

1.睫毛(まつ毛)、耳毛、鼻毛以外の毛は、皮膚表面から垂直に生えている。
誤りで、これが正答。
記述は方向が逆で、多くの毛は皮膚表面に斜めに生え、まつ毛・耳毛・鼻毛などが比較的垂直に生えます。

2.毛母の部分には色素細胞が多数存在し、毛に色素を与えている。
正しい。
毛母に存在するメラノサイトがメラニン色素をつくり、形成中の毛へ受け渡して毛色を生じさせます。

3.立毛筋は、毛包の一部がやや隆起した部分(毛隆起)に付着している。
正しい。
立毛筋は毛包の毛隆起付近から真皮側へ伸び、収縮すると毛を起こして皮膚表面に鳥肌をつくります。

4.毛は、ケラチンという硫黄を含むタンパク質の一種からなる。
正しい。
毛髪の主成分はシスチンなど硫黄を含む硬ケラチンで、強い線維性をもつタンパク質です。

覚えるポイント

  • 多くの毛は斜め、まつ毛・耳毛・鼻毛などは比較的垂直。
  • 毛母の色素細胞が毛色を与える。
  • 毛の主成分=硫黄を含む硬ケラチン。

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