8AM43|第8回 公認心理師国家試験 過去問
動機づけ面接における、クライエントと効果的に対話するための4つの基本的スキルに含まれないものを1つ選べ。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、動機づけ面接における基本的スキルが問われています。
「含まれないもの」を選ぶ問題なので、正答は動機づけ面接の4つの基本スキルに含まれない選択肢です。
解説
動機づけ面接は、クライエントの両価性を尊重しながら、変化への動機づけを高める面接法です。
クライエントに変化を押しつけるのではなく、本人自身の価値観、目標、希望、不安を丁寧に聴き、変化に向かう発言を引き出します。
基本的スキルは、OARSとして整理されます。
- Open questions:開かれた質問
- Affirmations:是認
- Reflections:聞き返し
- Summaries:要約
これらは、クライエントとの協働関係を築き、抵抗を強めずに対話を進めるためのスキルです。
一方、直面化は、クライエントの矛盾や問題を直接指摘する技法として用いられることがありますが、動機づけ面接の4つの基本スキルには含まれません。
心理支援のポイント
動機づけ面接では、説得や対決よりも、クライエント自身の変わりたい理由を引き出すことが重要です。
選択肢の確認
1.是認
判定:含まれる。
是認は、クライエントの努力、強み、価値観、工夫を認める関わりです。動機づけ面接の基本スキルに含まれます。
2.要約
判定:含まれる。
要約は、クライエントの話を整理して返すことで、本人の気づきや変化への方向性を明確にするスキルです。基本スキルに含まれます。
3.直面化
判定:正答。含まれない。
直面化は、矛盾や問題を直接指摘する技法ですが、動機づけ面接の4つの基本スキルには含まれません。動機づけ面接では、対立を強めない関わりが重視されます。
4.聞き返し
判定:含まれる。
聞き返しは、クライエントの発言の意味や感情を反映して返すスキルです。動機づけ面接の中心的技法です。
5.開かれた質問
判定:含まれる。
開かれた質問は、はい・いいえで終わらず、クライエントが自由に考えや気持ちを話せる質問です。基本スキルに含まれます。
覚えるポイント
- 動機づけ面接の基本スキルは、開かれた質問、是認、聞き返し、要約です。
- OARSとして覚えると整理しやすいです。
- 直面化は、動機づけ面接の4つの基本スキルには含まれません。