8PM127第8回 公認心理師国家試験 過去問

心理アセスメント-01 知能検査:WISC・WAIS・WPPSI

WAIS-Ⅳの標準的な実施方法として、最も適切なものを1つ選べ。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

この問題では、WAIS-Ⅳの標準的な実施方法として適切な対応が問われています。

キーワードは、「標準化された実施」と「逐語記録」です。

解説

WAIS-Ⅳは、成人の知的能力や認知プロフィールを評価するウェクスラー式知能検査です。検査結果の信頼性と妥当性を保つためには、標準化された手続に沿って実施することが必要です。

被検査者の回答は、できる限り逐語で記録します。逐語記録を残すことで、採点基準に照らした正確な採点が可能になります。また、回答内容の質や思考過程を後から検討する手がかりにもなります。

一方、時間計測を被検査者に見えやすく行うと、緊張や焦りを高めたり、課題遂行に影響したりする可能性があります。下位検査の実施順序も、被検査者ごとに自由に決めるのではなく、標準手続に従います。

心理アセスメントのポイント
知能検査では、検査者の配慮と標準化の維持を両立させます。手順、教示、時間計測、記録、採点を自己流にしないことが重要です。

選択肢の確認

1.被検査者の回答は逐語で記録する。
判定:最も適切。
被検査者の回答を逐語で記録することは、正確な採点と解釈のために重要です。WAIS-Ⅳの標準的な実施方法として適切です。

2.検査者と被検査者は90 度の位置で着座する。
判定:適切とはいえない。
検査では、刺激材料や記録用紙の見え方、検査者の操作、被検査者の集中を保てる配置が重要です。90度の位置に着座することが標準的実施方法として最も適切とはいえません。

3.時間計測は被検査者に見えやすいように行う。
判定:適切とはいえない。
時間計測を被検査者に見えやすく行うと、焦りや不安を生じさせ、課題遂行に影響する可能性があります。標準化された方法で、被検査者に不要な影響を与えないように行います。

4.下位検査の実施順序は被検査者ごとに決定する。
判定:適切とはいえない。
下位検査の実施順序は、標準化された手続に従う必要があります。被検査者ごとに自由に決めると、結果の比較可能性や妥当性が損なわれます。

覚えるポイント

  • WAIS-Ⅳでは、被検査者の回答を逐語で記録します。
  • 実施順序、教示、時間計測、採点は標準手続に従います。
  • 検査者の自己流の変更は、結果の信頼性と妥当性を損なう可能性があります。

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