8PM96第8回 公認心理師国家試験 過去問

発達心理学-13 障害受容・発達検査・幼児知能

幼児の偏差知能指数〈DIQ〉を測定できる心理検査として、適切なものを1つ選べ。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

この問題では、幼児の**偏差知能指数〈DIQ〉**を測定できる心理検査が問われています。

キーワードは、「幼児」と「ウェクスラー式知能検査」です。

解説

WPPSI-Ⅲは、幼児期から児童期初期の子どもを対象とするウェクスラー式知能検査です。偏差知能指数〈DIQ〉を算出し、子どもの知的能力を標準化された形で評価できます。

偏差知能指数は、同年齢集団の中での相対的な位置を示す指標です。単に精神年齢と生活年齢の比で求める古典的なIQとは異なり、標準得点として理解します。

幼児のアセスメントでは、知能検査の結果だけでなく、発達歴、行動観察、保護者からの情報、園や家庭での適応状況を総合して判断することが重要です。

心理アセスメントのポイント
WPPSIは幼児用、WISCは児童用、WAISは成人用のウェクスラー式知能検査として整理します。

選択肢の確認

1.WMS-R
判定:適切とはいえない。
WMS-Rは、記憶機能を評価するウェクスラー記憶検査です。幼児の偏差知能指数を測定する検査ではありません。

2.WPPSI-Ⅲ
判定:正しい。
WPPSI-Ⅲは、幼児期から児童期初期を対象とするウェクスラー式知能検査で、偏差知能指数を測定できます。問題文の条件に合致します。

3.KIDS 乳幼児発達スケール
判定:適切とはいえない。
KIDSは、乳幼児の発達を評価する発達スケールです。発達状況の把握には有用ですが、偏差知能指数を測定する検査としてはWPPSI-Ⅲが適切です。

4.グッドイナフ人物画知能検査
判定:適切とはいえない。
グッドイナフ人物画知能検査は、人物画から知的発達を推定する検査です。幼児の偏差知能指数を標準的に測定する検査としてはWPPSI-Ⅲが適切です。

5.遠城寺式乳幼児分析的発達検査
判定:適切とはいえない。
遠城寺式乳幼児分析的発達検査は、乳幼児の発達を複数領域から評価する検査です。偏差知能指数を測定する知能検査としてはWPPSI-Ⅲが適切です。

覚えるポイント

  • WPPSI-Ⅲは、幼児の知的能力を評価するウェクスラー式知能検査です。
  • 偏差知能指数〈DIQ〉は、同年齢集団内での相対的位置を示します。
  • WPPSIは幼児、WISCは児童、WAISは成人として整理します。

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