35AM13|第35回 臨床工学技士国家試験 過去問
閉塞性動脈硬化症の症状・所見で誤っているのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 5
正答
5
公式正答は 5 です。正答内容は 足関節上腕血圧比(ABI)高値 です。
この問題のポイント
閉塞性動脈硬化症(PAD)の所見としてABIが高値である記述は誤り。ABIは下肢血圧が低下するため通常0.9未満となり、高値は例外的な状況に限られる。
解説
閉塞性動脈硬化症では動脈狭窄により下肢の血流が減少し、ABI(足関節上腕血圧比)は0.9未満となることが一般的です。選択肢1〜4はいずれもPADの典型的な症状や所見であり、正しい記述です。選択肢5のABI高値は通常のPADでは見られず、糖尿病やCKDによる中膜石灰化などで動脈が圧迫不能となり、ABIが偽性に高値(1.3〜1.4以上)を示す場合があるものの、これは例外であり、本問ではABI高値は誤りと判断されます。
選択肢の確認
選択肢1:皮膚の冷感
正答ではありません(記述は正しい/該当)。 選択肢1「皮膚の冷感」はPADによる血流低下により生じる典型的な所見であり、正しい記述です。
選択肢2:足背動脈触知不良
正答ではありません(記述は正しい/該当)。 選択肢2「足背動脈触知不良」は動脈狭窄により血流が減少し、脈が触れにくくなるため、正しい記述です。
選択肢3:間欠性跛行
正答ではありません(記述は正しい/該当)。 選択肢3「間欠性跛行」はPADの代表的な症状であり、運動時に血流不足により痛みが生じるため、正しい記述です。
選択肢4:皮膚潰瘍
正答ではありません(記述は正しい/該当)。 選択肢4「皮膚潰瘍」は重症のPADで血流が著しく低下し、組織の修復が困難になるため生じるため、正しい記述です。
選択肢5:足関節上腕血圧比(ABI)高値
正答(記述は誤りまたは非該当)です。 選択肢5「ABI高値」はPADでは血圧が低下するため通常0.9未満となるため、正答であり、記述は誤りです。
覚えるポイント
- ABIが0.9未満はPADの目安。高値は例外。
- PADの症状は冷感・脈の触知不良・跛行・潰瘍。
- ABI高値は糖尿病やCKDなどで見られる偽性の可能性あり。
掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。
問題文・正答・解説に誤りを見つけたら、この問題の誤りを報告する([email protected])までお知らせください。確認して修正します。