35AM12|第35回 臨床工学技士国家試験 過去問

過去問題(分野未登録)第35回

COPD の確定診断に必要な検査はどれか。

解答・解説を見る

正解: 3

正答

3

公式正答は 3 です。正答内容は スパイロメトリー です。

この問題のポイント

COPDの確定には、症状・危険因子を踏まえ、気管支拡張薬吸入後のスパイロメトリーで持続性気流閉塞を確認します。画像や炎症・感染の検査は診療上有用な場面がありますが、COPDの気流閉塞を確定する検査とは役割が異なります。

解説

COPDでは、気管支拡張薬吸入後の1秒率FEV₁/FVCが0.70未満であることをスパイロメトリーで確認し、持続性気流閉塞を示します。症状、喫煙などの曝露歴、他疾患の除外も合わせて診断します。

高分解能CTは肺気腫の分布、気管支拡張症などの併存病変、他疾患との鑑別に有用ですが、全例の確定に必須ではありません。呼気NOは好酸球性・2型気道炎症を反映し、喘息合併や鑑別の参考になります。IGRAは結核菌感染を評価する検査です。これらは患者の状況に応じて用いられますが、COPDの持続性気流閉塞を確定するスパイロメトリーの代わりにはなりません。

選択肢の確認

選択肢1:高分解能 CT

正答ではありません。 肺気腫、併存病変、鑑別疾患の評価には有用ですが、COPD確定に必要な持続性気流閉塞を直接判定する検査ではありません。

選択肢2:気管支内視鏡検査

正答ではありません。 中枢気道病変、喀血、感染などを評価する目的で行うことがありますが、COPDを確定する標準検査ではありません。

選択肢3:スパイロメトリー

正答です。 気管支拡張薬吸入後のFEV₁/FVC<0.70によって持続性気流閉塞を確認します。

選択肢4:呼気中一酸化窒素濃度測定

正答ではありません。 呼気NOは2型気道炎症を反映し、喘息合併・鑑別の参考になりますが、COPDの確定基準そのものではありません。

選択肢5:インターフェロンγ遊離試験(IGRA)

正答ではありません。 IGRAは結核菌感染を評価する検査であり、COPDの持続性気流閉塞を確定する検査ではありません。

覚えるポイント

  • COPDは気管支拡張薬吸入後FEV₁/FVC<0.70で持続性気流閉塞を確認します。
  • CTは形態、呼気NOは2型炎症、IGRAは結核感染を評価します。
  • 検査が臨床で使われるかと、疾患確定に必要かを分けて判断します。

掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。

問題文・正答・解説に誤りを見つけたら、この問題の誤りを報告する([email protected])までお知らせください。確認して修正します。

関連問題

← 35AM1135AM13 →
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)