35PM1|第35回 臨床工学技士国家試験 過去問
集団検診における検査の陰性・陽性の区分を表に示す。特異度はどれか。 陰性 陽性 疾患なし a b 疾患あり c d
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正解: 1
正答
1
公式正答は 1 です。正答内容は a/(a + b) です。
この問題のポイント
特異度は「疾患がない人を陰性と正しく判定できる割合」です。分母を疾患なし群 (a+b)、分子を真陰性 (a) として、(a/(a+b)) を選びます。
解説
表では、疾患なし・検査陰性の (a) が真陰性(TN)、疾患なし・検査陽性の (b) が偽陽性(FP)、疾患あり・検査陰性の (c) が偽陰性(FN)、疾患あり・検査陽性の (d) が真陽性(TP)です。
特異度は疾患なし群のうち検査陰性となる割合なので、
(\mathrm{specificity}=TN/(TN+FP)=a/(a+b))
です。感度は (d/(c+d))、偽陽性率は (b/(a+b)=1-\mathrm{specificity})、偽陰性率は (c/(c+d)=1-\mathrm{sensitivity})、陽性適中率は (d/(b+d)) です。なお陰性適中率は (a/(a+c)) であり、(c/(c+d)) ではありません。
選択肢の確認
選択肢1:a/(a + b)
正答です。 分母 (a+b) は疾患なし群、分子 (a) はそのうち正しく陰性となった真陰性です。特異度 (TN/(TN+FP)) に一致します。
選択肢2:b/(a + b)
正答ではありません。 疾患なし群のうち誤って陽性となった割合で、偽陽性率 (FP/(TN+FP)) です。これは1−特異度に相当します。
選択肢3:c/(c + d)
正答ではありません。 疾患あり群のうち誤って陰性となった割合で、偽陰性率 (FN/(FN+TP)) です。これは1−感度に相当します。
選択肢4:d/(c + d)
正答ではありません。 疾患あり群のうち正しく陽性となった割合で、感度 (TP/(FN+TP)) です。疾患なし群を分母にする特異度とは異なります。
選択肢5:d/(b + d)
正答ではありません。 検査陽性者のうち実際に疾患がある割合で、陽性適中率 (TP/(FP+TP)) です。有病率の影響も受けます。
覚えるポイント
- 感度は疾患あり群を分母にして (TP/(TP+FN))。
- 特異度は疾患なし群を分母にして (TN/(TN+FP))。
- 陽性・陰性適中率は検査結果を分母にし、有病率の影響を受ける。
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