35PM16|第35回 臨床工学技士国家試験 過去問

過去問題(分野未登録)第35回

低血糖症状はどれか。 a.動悸 b.手指振戦 c.下痢 d.多尿 e.顔面蒼白

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正解: 2

正答

2

公式正答は 2 です。正答内容は a、b、e です。

この問題のポイント

低血糖では交感神経・副腎髄質反応による自律神経症状として動悸、手指振戦、発汗、空腹感、顔面蒼白などが現れます。進行すると意識障害・異常行動・痙攣など神経糖欠乏症状も生じます。

解説

血糖低下に対する拮抗調節反応でカテコールアミン分泌が増えると、頻脈・動悸、手指振戦、発汗、血管収縮による顔面蒼白などが出現します。これらに加え、脳へのグルコース供給が不足すると集中困難、脱力、錯乱、傾眠、痙攣、昏睡などの神経糖欠乏症状が現れます。したがって低血糖症状全体を「交感神経症状だけ」と限定しません。

下痢は低血糖にも急性高血糖にも典型的な症状ではなく、消化器疾患、薬剤、感染など多様な原因を持つ非特異的所見です。多尿は高血糖で尿糖が増え、浸透圧利尿を生じる場合の代表症状であり、低血糖の典型ではありません。

各肢の最終判定は、a:正しい、b:正しい、c:誤り、d:誤り、e:正しいです。

選択肢の確認

選択肢1:a、b、c

正答ではありません。 aの動悸とbの手指振戦はカテコールアミン反応による低血糖症状ですが、cの下痢は低血糖の典型症状ではありません。

選択肢2:a、b、e

正答です。 動悸、手指振戦、顔面蒼白はいずれも低血糖時の自律神経・交感神経反応で説明できる代表症状です。

選択肢3:a、d、e

正答ではありません。 aとeは低血糖で現れますが、dの多尿は高血糖による尿糖増加と浸透圧利尿で典型的にみられる症状です。

選択肢4:b、c、d

正答ではありません。 bの手指振戦は低血糖症状です。一方、cの下痢は非特異的で、dの多尿は高血糖時の浸透圧利尿に対応します。

選択肢5:c、d、e

正答ではありません。 eの顔面蒼白は低血糖の自律神経症状ですが、下痢と多尿は低血糖の代表的な組合せではありません。

覚えるポイント

  • 低血糖の自律神経症状は動悸、振戦、発汗、空腹感、顔面蒼白。
  • 進行時は錯乱、意識障害、痙攣など神経糖欠乏症状も起こる。
  • 多尿は高血糖による浸透圧利尿の代表症状で、下痢は非特異的。

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