35PM68|第35回 臨床工学技士国家試験 過去問

過去問題(分野未登録)第35回

拍動型ポンプはどれか。 a.大動脈バルーンポンプ b.軸流ポンプ c.ローラポンプ d.遠心ポンプ e.空気圧駆動式補助人工心臓

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正解: 2

正答

2

公式正答は 2 です。正答内容は a、e です。

この問題のポイント

拍動型補助は周期的な駆動により圧・流量の脈動を作ります。IABPは血液を直接送るポンプではありませんが、バルーンの周期的膨張・収縮でカウンターパルセーションを行います。空気圧駆動式補助人工心臓は血液ポンプ室を周期駆動します。

解説

IABPは下行大動脈内のバルーンを心電図や圧波形へ同期させ、拡張期に膨張して大動脈拡張期圧と冠灌流を高め、収縮期直前に収縮して左室後負荷を軽減します。インペラで血液を押し出すポンプではなく、カウンターパルセーションによる拍動性の循環補助として本問のaへ分類されます。

空気圧駆動式補助人工心臓はダイアフラム等で血液ポンプ室を周期的に駆動し、流入弁・流出弁を介して拍動流を作るためeも正しいです。軸流ポンプと遠心ポンプは回転を連続させる連続流型です。ローラポンプもローラでチューブを順次圧閉して送血しますが、通常の人工心肺運転では定常に近い流量を供給する非拍動型として扱います。

各肢の最終判定は、a:正しい、b:誤り、c:誤り、d:誤り、e:正しいです。

選択肢の確認

選択肢1:a、b

正答ではありません。 aのIABPは周期的カウンターパルセーションを行いますが、bの軸流ポンプは回転インペラで連続流を発生する方式です。

選択肢2:a、e

正答です。 IABPは拡張期膨張・収縮期直前収縮を周期的に行い、空気圧駆動式補助人工心臓はポンプ室を周期駆動して拍動流を作ります。

選択肢3:b、c

正答ではありません。 軸流ポンプは代表的な連続流ポンプです。ローラポンプも通常の人工心肺送血では非拍動流として運転され、この組合せには入りません。

選択肢4:c、d

正答ではありません。 ローラポンプと遠心ポンプはいずれも通常の人工心肺回路で連続的な送血に用いられ、本問の拍動型の組合せではありません。

選択肢5:d、e

正答ではありません。 eの空気圧駆動式補助人工心臓は拍動型ですが、dの遠心ポンプは回転インペラによる連続流型です。

覚えるポイント

  • IABPは拡張期膨張で冠灌流増強、収縮期直前収縮で後負荷軽減。
  • IABPは血液を直接送り出すポンプではなく、カウンターパルセーションによる循環補助。
  • 軸流・遠心ポンプは連続流、空気圧駆動式補助人工心臓は拍動流。

掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。

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