36AM26|第36回 臨床工学技士国家試験 過去問
誤差率 2%の抵抗器の両端電圧を誤差率 4%の電圧計で測定した。 測定結果から算出した電流値に含まれる最大の誤差(誤差率[%])に最も近いのはどれか。
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正解: 4
正答
4
公式正答は 4 です。正答内容は 6% です。
この問題のポイント
電流は I = V / R で求めます。商の最大相対誤差は、一次近似で分子と分母の相対誤差を加えた 4% + 2% = 6% です。
解説
公称値を V、R とすると、算出電流は I = V/R です。電流値が最も大きく偏るのは、電圧計が +4%、抵抗器が −2% と、どちらも算出電流を増やす向きへ同時に偏る場合です。
Imax / I = 1.04 / 0.98 = 1.06122…
したがって、正の最大誤差率は約 6.12% です。反対向きでは、
Imin / I = 0.96 / 1.02 = 0.94118…
より約 −5.88% です。絶対値の大きい約6.12%が最大で、選択肢の中で最も近いのは 6% です。一次近似でも 4% + 2% = 6% と同じ選択肢になります。
選択肢の確認
選択肢1:2
正答ではありません。 2%は抵抗器の公称誤差率にすぎず、電圧計4%と抵抗器2%が電流を同じ向きへ偏らせる最悪条件の約6.12%と一致しません。
選択肢2:3
正答ではありません。 I = V/R の分子・分母の両方が誤差を持つため、最悪条件の約6.12%を3%とする根拠はありません。
選択肢3:4
正答ではありません。 4%は電圧計の公称誤差率ですが、抵抗器の2%も同時に算出電流へ寄与するため、最大誤差を4%だけで表すことはできません。
選択肢4:6
正答です。 厳密な最悪条件は 1.04/0.98 − 1 = 0.06122… より約6.12%、一次近似は4% + 2% = 6%であり、最も近い値です。
選択肢5:8
正答ではありません。 最悪方向を厳密に代入しても最大誤差率は約6.12%であり、8%はその結果と一致しません。
覚えるポイント
- 商 I = V/R の一次近似では、最大相対誤差は分子と分母の相対誤差率の和とする。
- 最大の正誤差は Vが+4%、Rが−2%と、電流を増す向きへ同時に偏った場合である。
- 本問は厳密値約6.12%に最も近い 6% を選ぶ。
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