36AM77|第36回 臨床工学技士国家試験 過去問
親水化剤としてポリビニルピロリドン(PVP)を含有し、非対称構造をもつ透析膜はどれか。 a.セルローストリアセテート(CTA) b.ポリスルフォン(PS) c.ポリエーテルスルフォン(PES) d.ポリエステル系ポリマーアロイ(PEPA) e.ポリメチルメタクリレート(PMMA)
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正解: 4
正答
4
公式正答は 4 です。正答内容は b、c、d です。
この問題のポイント
この問題では、透析膜の構造と親水化剤の添加に関する知識を問われている。非対称構造を有し、親水化剤としてPVPを含有する膜は疎水性のポリマーに限定される。
解説
ポリスルフォン(PS)、ポリエーテルスルフォン(PES)、ポリエステル系ポリマーアロイ(PEPA)は疎水性のポリマーであり、親水化剤としてPVPを添加して非対称構造を形成する。一方、セルローストリアセテート(CTA)は均質構造を有し、ポリメチルメタクリレート(PMMA)は対称構造であるため、設問の条件に該当しない。したがって、正解は選択肢4(b・c・d)となる。
各肢の最終判定は、a:誤り、b:正しい、c:正しい、d:正しい、e:誤りです。
選択肢の確認
選択肢1:a、b、c
正答ではありません。 選択肢1(a、b、c)は誤り。aのCTAは均質構造であり、非対称構造ではないため該当しない。
選択肢2:a、b、e
正答ではありません。 選択肢2(a、b、e)は誤り。aのCTAは均質構造、eのPMMAは対称構造であり、設問の条件に該当しない。
選択肢3:a、d、e
正答ではありません。 選択肢3(a、d、e)は誤り。aのCTAは均質構造、eのPMMAは対称構造であり、設問の条件に該当しない。
選択肢4:b、c、d
正答です。 選択肢4(b、c、d)は正解。PS、PES、PEPAは疎水性であり、PVPを添加して非対称構造を形成する。
選択肢5:c、d、e
正答ではありません。 選択肢5(c、d、e)は誤り。eのPMMAは対称構造であり、設問の条件に該当しない。
覚えるポイント
- 疎水性のポリマーはPVPを添加して非対称構造を形成する。代表的なものにPS、PES、PEPAがある。
- CTAは均質構造、PMMAは対称構造であるため、設問の条件に該当しない。
- 非対称構造を有する膜は透析膜の性能に大きく関係するため、その構造と材料を区別して覚えることが重要である。
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