36AM18|第36回 臨床工学技士国家試験 過去問
我が国における人工透析導入患者の原疾患で最も多いのはどれか。
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正解: 3
正答
3
公式正答は 3 です。正答内容は 糖尿病性腎症 です。
この問題のポイント
第36回出題時の我が国の新規透析導入患者統計では、原疾患として糖尿病性腎症が最多でした。透析患者全体の原疾患分布と、新規導入年の分布を混同しません。
解説
日本透析医学会等の出題時点の統計では、新たに維持透析へ導入された患者の原疾患で糖尿病性腎症が概ね4割を占め、最多でした。糖尿病の長期罹患に伴う糸球体障害が進行し、アルブミン尿、GFR低下を経て末期腎不全へ至る患者が多いことが背景です。
慢性糸球体腎炎、多発性嚢胞腎、IgA腎症、急速進行性糸球体腎炎も透析導入原因となりますが、出題時統計で最多ではありません。「現在も必ず同じ順位」「慢性糸球体腎炎が必ず次順位」と年代を示さず一般化せず、第36回が参照した新規導入統計に限定して判定します。
選択肢の確認
選択肢1:IgA 腎症
正答ではありません。 IgA腎症は慢性糸球体腎炎の重要原因で末期腎不全へ進行し得ますが、出題時の新規透析導入原疾患で最多ではありません。
選択肢2:多発性囊胞腎
正答ではありません。 常染色体優性多発性嚢胞腎は進行性に腎機能を失う遺伝性疾患ですが、新規導入原因全体で糖尿病性腎症を上回りません。
選択肢3:糖尿病性腎症
正答です。 第36回出題時の新規透析導入統計で最も多い原疾患です。慢性透析患者全体の構成比ではなく導入患者統計を見ます。
選択肢4:慢性糸球体腎炎
正答ではありません。 歴史的に主要な導入原疾患で現在も重要ですが、第36回出題時の新規導入統計では糖尿病性腎症が最多です。
選択肢5:急速進行性糸球体腎炎
正答ではありません。 急速な腎機能低下から透析を要することはありますが、我が国の新規維持透析導入原疾患で最多を占める疾患ではありません。
覚えるポイント
- 第36回出題時の新規透析導入原疾患は糖尿病性腎症が最多。
- 「新規導入患者」と「慢性透析患者全体」の統計を区別する。
- 統計問題は調査年を固定し、現行順位を無年代で断定しない。
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