36PM23|第36回 臨床工学技士国家試験 過去問

過去問題(分野未登録)第36回

脳死判定基準に含まれるのはどれか。 a.深昏睡 b.平坦脳波 c.左右瞳孔不同 d.腱反射消失 e.自発呼吸消失

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正解: 2

正答

2

公式正答は 2 です。正答内容は a、b、e です。

この問題のポイント

提示項目のうち、深昏睡、平坦脳波、自発呼吸消失は法的脳死判定で確認する事項です。ただし、この3項目だけが法的脳死判定の全要件ではなく、前提・除外条件、瞳孔・脳幹反射、無呼吸テスト、反復判定なども必要です。

解説

法的脳死判定では、原疾患が明らかで回復可能性がないことを確認し、急性薬物中毒、低体温、重篤な代謝・内分泌障害など判定を妨げる状態を除外します。そのうえで、深昏睡、両側瞳孔の固定(瞳孔径4 mm以上)、脳幹反射消失、平坦脳波、自発呼吸消失を所定の方法で確認します。自発呼吸消失は無呼吸テストを含む手順で評価します。さらに不可逆性を確かめるため、法定の観察間隔を置いて判定を反復します。

従ってaの深昏睡、bの平坦脳波、eの自発呼吸消失は該当します。cの左右瞳孔不同は基準ではなく、求めるのは両側瞳孔の固定です。dの腱反射消失も基準ではなく、脳死状態でも脊髄反射が残ることがあります。

本問のa・b・eは「提示された選択肢の中で該当する3項目」であり、これだけで法的脳死を判定できるという意味ではありません。

各肢の最終判定は、a:正しい、b:正しい、c:誤り、d:誤り、e:正しいです。

選択肢の確認

選択肢1:a、b、c

正答ではありません。 aの深昏睡とbの平坦脳波は該当しますが、cの左右瞳孔不同は基準ではありません。瞳孔は両側固定と所定径を確認します。

選択肢2:a、b、e

正答です。 深昏睡、平坦脳波、自発呼吸消失は、法的脳死判定で確認する項目です。ただし、ほかの判定事項・前提条件も必要です。

選択肢3:a、d、e

正答ではありません。 aとeは該当しますが、dの腱反射消失は法的脳死判定基準ではなく、脊髄反射は残存し得ます。

選択肢4:b、c、d

正答ではありません。 bの平坦脳波は該当しますが、cの左右瞳孔不同とdの腱反射消失は判定項目ではありません。

選択肢5:c、d、e

正答ではありません。 eの自発呼吸消失は該当しますが、c・dは法的脳死判定で求める項目ではありません。

覚えるポイント

  • 選択肢中の該当項目は深昏睡・平坦脳波・自発呼吸消失。
  • 左右瞳孔不同ではなく両側瞳孔固定、腱反射消失ではなく脳幹反射消失を確認する。
  • 前提・除外条件、無呼吸テスト、瞳孔・脳幹反射、法定間隔後の反復を含めて初めて法的脳死判定となる。

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