35PM22|第35回 臨床工学技士国家試験 過去問
脳死判定基準に含まれるのはどれか。 a.深昏睡 b.脳波徐波化 c.左右瞳孔不同 d.脳幹反射消失 e.自発呼吸消失
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正解: 3
正答
3
公式正答は 3 です。正答内容は a、d、e です。
この問題のポイント
法的脳死判定では、深昏睡、両側瞳孔の散大・固定、脳幹反射消失、平坦脳波、自発呼吸消失などを、除外条件を確認した上で所定の手順により判定します。本問のa、d、eは提示肢中の該当項目であり、全要件ではありません。
解説
日本の法的脳死判定では、脳死判定を行える前提条件と、薬物影響、低体温、代謝・内分泌障害などの除外条件を確認します。その上で、深昏睡、両側瞳孔径4 mm以上で固定、脳幹反射消失、平坦脳波、自発呼吸消失を無呼吸テスト等で確認し、不可逆性を確認するため法令・指針に定める間隔後に再判定します。
「脳波徐波化」は脳活動が残っている所見で、必要なのは平坦脳波です。「左右瞳孔不同」ではなく、両側瞳孔が所定の径以上に散大して固定していることを確認します。深昏睡、脳幹反射消失、自発呼吸消失は基準に含まれるためa、d、eが正しい組合せです。
各肢の最終判定は、a:正しい、b:誤り、c:誤り、d:正しい、e:正しいです。
選択肢の確認
選択肢1:a、b、c
正答ではありません。 aの深昏睡は含まれますが、bは平坦脳波でなく徐波化、cは両側散大・固定でなく左右瞳孔不同としているため誤りです。
選択肢2:a、b、e
正答ではありません。 aとeは含まれますが、bの徐波化は電気活動の残存を示します。判定で確認するのは平坦脳波です。
選択肢3:a、d、e
正答です。 深昏睡、脳幹反射消失、自発呼吸消失はいずれも判定項目です。ただし瞳孔固定、平坦脳波、再判定等も必要で、この3項目だけで完結しません。
選択肢4:b、c、d
正答ではありません。 dの脳幹反射消失は正しい一方、bの徐波化とcの左右瞳孔不同は基準の表現と一致しません。
選択肢5:c、d、e
正答ではありません。 dとeは判定項目ですが、cは不適切です。瞳孔は左右不同ではなく、両側が径4 mm以上に散大し固定していることを確認します。
覚えるポイント
- 法的脳死判定は深昏睡、瞳孔固定、脳幹反射、脳波、自発呼吸を系統的に確認する。
- 瞳孔は両側径4 mm以上・固定、脳波は徐波化ではなく平坦。
- 除外条件を確認し、不可逆性のため所定間隔後に再判定する。
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