36PM80|第36回 臨床工学技士国家試験 過去問
バネ定数 400 N/m のバネにおもりを吊るし単振動させたところ、周期は0.3 s であった。おもりのおよその質量[kg]はどれか。 ただし、空気抵抗は無視できるものとする。
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正解: 3
正答
3
公式正答は 3 です。正答内容は 1 kg です。
この問題のポイント
バネと質点の単振動の周期は T=2π√(m/k) です。これを質量mについて解いて数値を代入し、得られた計算値に最も近い選択肢を選びます。
解説
単振動の周期は、
T=2π√(m/k)
なので、質量mは、
m=k[T/(2π)]²
です。k=400 N/m、T=0.3 sを代入すると、
m=400×[0.3/(2π)]²≈0.912 kg
となります。したがって、計算値0.912 kgに最も近い選択肢3の1 kgが正答です。「測定誤差を考慮するから1 kg」と正当化するのではなく、設問がおよその質量を問い、選択肢の中で1 kgが最近値であることで判定します。
各候補の質量に対する周期T=2π√(m/400)は、0.1 kgで約0.099 s、0.5 kgで約0.222 s、1 kgで約0.314 s、5 kgで約0.702 s、10 kgで約0.993 sです。質量が大きいほど周期は長くなります。
選択肢の確認
選択肢1:0.1
正答ではありません。 m=0.1 kgをT=2π√(m/k)に代入すると周期は約0.099 sで、設問の0.3 sより大幅に短い値です。
選択肢2:0.5
正答ではありません。 m=0.5 kgに対する周期は約0.222 sで、0.3 sに対してまだ短く、計算した質量0.912 kgにも一致しません。
選択肢3:1
正答です。 式から求めた質量は0.912 kgで、選択肢中で最も近いのは1 kgです。1 kgに対する周期も約0.314 sです。
選択肢4:5
正答ではありません。 m=5 kgに対する周期は約0.702 sで、設問の0.3 sより大幅に長く、計算値0.912 kgにも近くありません。
選択肢5:10
正答ではありません。 m=10 kgに対する周期は約0.993 sで、周期0.3 sを生じる質量としては大きすぎます。
覚えるポイント
- バネと質点の単振動はT=2π√(m/k)、m=k[T/(2π)]²。
- 本問はm≈0.912 kgとなり、選択肢の最近値は1 kg。
- 質量mが大きいほど周期は長く、バネ定数kが大きいほど周期は短い。
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