38AM11|第38回 臨床工学技士国家試験 過去問
人体の構造と機能呼吸循環生理肺拡散能・CO₂運搬・血圧/脈圧・冠循環
チアノーゼを判定する部位で適切なのはどれか。
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正解: 1
正答
1
## この問題のポイント
この問題では、**チアノーゼを観察する部位**が問われています。
チアノーゼは、血液中の還元ヘモグロビンが増加して、皮膚や粘膜が青紫色に見える状態です。
## 解説
チアノーゼの判定では、皮膚よりも**粘膜や末梢部位**を観察することが重要です。
特に観察しやすい部位は次のとおりです。
- 口唇
- 舌
- 口腔粘膜
- 爪床
口唇は血色の変化が分かりやすく、中心性チアノーゼの確認に適しています。
一方、手掌や前額部は皮膚の厚さ、照明、皮膚色などの影響を受けやすく、判定部位としては口唇より適しません。
> 臨床工学技士としての注意点
> 人工呼吸管理や酸素療法中は、SpO2などの数値だけでなく、口唇色、呼吸状態、意識状態、末梢循環も合わせて観察します。
## 選択肢の確認
1.正しい。
口唇は粘膜に近く、チアノーゼの判定に適した部位です。低酸素状態を疑うときに観察しやすい部位です。
2.誤り。
手掌は皮膚色や末梢循環の影響を受けやすく、チアノーゼの判定部位として最も適切とはいえません。
3.誤り。
前額部は皮膚の観察部位であり、チアノーゼ判定では口唇や粘膜ほど適していません。
4.誤り。
眼球結膜は黄疸などの観察で重要ですが、チアノーゼの判定部位としては口唇がより適切です。
5.誤り。
眼瞼結膜は貧血の観察で重要です。チアノーゼ判定の代表的部位ではありません。
## 覚えるポイント
- チアノーゼは**口唇、舌、口腔粘膜、爪床**で観察する。
- 眼瞼結膜は**貧血**の観察で重要。
- 眼球結膜は**黄疸**の観察で重要。
- 低酸素を疑うときは、SpO2、呼吸状態、皮膚・粘膜色を合わせて確認する。