38AM7第38回 臨床工学技士国家試験 過去問

人体の構造と機能血液・免疫・凝固ABO式血液型・DIC・NK/液性免疫・凝固因子

赤血球について正しいのはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

この問題では、赤血球の大きさ、数、産生、破壊、寿命が問われています。

赤血球は酸素運搬を担う血球であり、貧血や腎不全、透析患者の管理とも関係します。

解説

赤血球は骨髄で産生されます。

赤血球の生成には、次のような因子が必要です。

  • ビタミンB12
  • 葉酸
  • エリスロポエチン

葉酸やビタミンB12が不足すると、DNA合成が障害され、巨赤芽球性貧血をきたします。

また、腎臓はエリスロポエチンを産生する臓器です。慢性腎臓病ではエリスロポエチン不足により腎性貧血が起こりやすくなります。

臨床工学技士としての注意点
透析患者では腎性貧血の管理が重要です。赤血球産生にはエリスロポエチンだけでなく、鉄、葉酸、ビタミンB12なども関係します。

選択肢の確認

1.誤り。
赤血球の直径は約7〜8 μmです。100 nmは細胞としては小さすぎます。

2.誤り。
赤血球数は、通常1 μLあたり数百万個のオーダーです。1 nLあたり20〜30万個という数は適切ではありません。

3.正しい。
赤血球の生成には葉酸が必要です。葉酸はDNA合成に関与し、不足すると造血障害を起こします。

4.誤り。
赤血球は主に脾臓や肝臓などの網内系で破壊されます。腎臓で破壊されるわけではありません。

5.誤り。
赤血球の寿命は約120日です。約1週間ではありません。

覚えるポイント

  • 赤血球の直径は約7〜8 μm
  • 赤血球の寿命は約120日
  • 赤血球生成には鉄、葉酸、ビタミンB12、エリスロポエチンが必要。
  • 赤血球は主に脾臓で処理される。
  • 腎不全ではエリスロポエチン不足により腎性貧血を起こしやすい。

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