38PM38第38回 臨床工学技士国家試験 過去問

医療安全・公衆衛生臨床工学技士法・機器管理業務範囲・医師の指示・保守点検・信頼性

図記号と説明との組合せで正しいのはどれか。 a.保護接地 b.単回使用 c.高周波非接地形患者回路 d.内部電源ME機器 e.注 意

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

この問題では、ME機器や医療材料で用いられる図記号と、その意味の対応が問われています。

図を確認すると、正しい組合せは次の2つです。

  • b:単回使用
  • c:高周波非接地形患者回路

したがって、b、cを含む選択肢3が正答です。

解説

医療機器の図記号は、機器の安全な使用、接続方法、患者回路の分類、再使用可否などを示します。臨床工学技士は、取扱説明書だけでなく、機器本体や付属品に表示された図記号を読み取れることが重要です。

図のbは、数字の2に斜線が入った記号です。これは単回使用、つまり再使用してはいけないことを示します。ディスポーザブル製品や滅菌済み単回使用品で重要です。

図のcは、四角内にFが示された記号です。これは高周波手術装置などで用いられる高周波非接地形患者回路を示す記号です。患者回路が接地から浮いた状態、つまりフローティングになっていることを表します。

一方、図のdの二重四角は、一般にクラスII機器を示す記号です。内部電源ME機器を示す記号ではありません。

図のeは、一般的な注意記号として問われている形とは一致しません。医療機器の図記号では、形の違いが意味の違いにつながるため、似た記号でも慎重に判定します。

図で見るポイント
文字だけで判断せず、記号の形を見ます。特に「2に斜線」「四角の中のF」「二重四角」は国家試験で頻出です。

ME機器管理での注意点
図記号は、使用前点検、保守点検、再使用可否、患者回路の安全性確認に直結します。記号の意味を誤ると、再使用禁止品の再使用や、患者回路の誤接続につながる可能性があります。

選択肢の確認

1.誤り。
選択肢1はa、bの組合せです。bは単回使用として正しいですが、aがこの設問の正しい組合せではありません。

2.誤り。
選択肢2はa、eの組合せです。いずれもこの設問で正しい組合せとして扱いません。

3.正しい。
選択肢3はb、cの組合せです。bは単回使用、cは高周波非接地形患者回路を示しており、正しい組合せです。

4.誤り。
選択肢4はc、dの組合せです。cは正しいですが、dは内部電源ME機器ではなく、二重絶縁を示すクラスII機器の記号として扱います。

5.誤り。
選択肢5はd、eの組合せです。dは内部電源ME機器ではなく、eもこの設問の注意記号としては不適切です。

覚えるポイント

  • 2に斜線の記号は、単回使用を示します。
  • 四角内のFは、高周波非接地形患者回路を示します。
  • 二重四角は、クラスII機器を示します。
  • 図記号は似ていても、形が違えば意味が変わります。
  • 医療機器安全管理では、図記号を読めることが誤使用防止につながります。

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