38PM83|第38回 臨床工学技士国家試験 過去問
医用基礎工学数学・単位・基礎物理複素数・単位換算・物理量・基本計算
図に示す波形の音波を水中に発射した。その音波の波長[cm]はどれか。

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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、図の波形から周期Tを読み取り、水中での音速を用いて波長λを求めます。
使う関係式は次の通りです。
- 波長 λ = 音速 v × 周期 T
または、
- v = fλ
- λ = v / f
です。
解説
図は、音波の振幅、つまり音圧の時間変化を示しています。
横軸は時間[ms]で、波形を見ると、同じ状態が繰り返される間隔は約0.1 msです。たとえば、上向きに0を通過する点が、0 ms、0.1 ms、0.2 ms付近にあります。
したがって、周期は、
- T = 0.1 ms
です。
単位を秒に直します。
- 0.1 ms = 0.1 × 10^-3 s
- T = 1.0 × 10^-4 s
水中の音速は、近似的に次の値を用います。
- v = 1500 m/s
波長は、
- λ = v × T
- λ = 1500 × 1.0 × 10^-4
- λ = 0.15 m
mをcmに変換します。
- 0.15 m = 15 cm
したがって、波長は15 cmです。
図で見るポイント
波形の山から次の山まで、または同じ向きで0を通過する点から次の同じ点までを1周期として読み取ります。この図では1周期が約0.1 msです。
ひっかけポイント
横軸の単位はmsです。0.1 msを0.1 sとして計算すると大きく誤ります。必ず秒に変換してから計算します。
選択肢の確認
1.誤り。
0.15 cmは、mからcmへの変換を誤った場合に近い値です。0.15 mは15 cmです。
2.誤り。
1.5 cmは、周期または単位換算を10倍小さく扱った場合に近い値です。
3.誤り。
7.5 cmは、音速や周期を半分に見積もった場合に近い値です。
4.正しい。
周期は0.1 ms = 1.0 × 10^-4 sです。水中の音速を1500 m/sとすると、λ = 1500 × 1.0 × 10^-4 = 0.15 m = 15 cmとなります。
5.誤り。
30 cmは、周期を0.2 msとして扱った場合に近い値です。この図での1周期は約0.1 msです。
覚えるポイント
- 波長は λ = v × T で求めます。
- 周期Tは、波形が1回繰り返す時間です。
- 水中の音速は約1500 m/sとして扱います。
- 0.1 ms = 1.0 × 10^-4 sです。
- 0.15 m = 15 cmです。