68AM088|第68回 臨床検査技師国家試験 過去問

輸血用血液製剤について誤っているのはどれか。

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正解: 3

正答

3(濃厚血小板の有効期限は採血後7日間である)

この問題のポイント

血液製剤ごとに保存温度・振盪の要否・有効期間が異なることと、出題時点の基準で判定することが重要です。

解説

この問題は第68回試験が実施された2022年当時の国内基準で判断します。当時の濃厚血小板は20〜24℃で水平振盪しながら保存し、有効期間は採血後4日間であったため、「7日間」は誤りです。血小板を低温保存すると機能や体内回収に影響し、振盪を止めるとガス交換が不十分になってpHが低下するため、赤血球とは保存法が異なります。赤血球液は代謝と細菌増殖を抑えるため2〜6℃、新鮮凍結血漿は凝固因子を保つため凍結保存します。洗浄赤血球液は血漿蛋白を除去する開放系の製造工程などを経るため有効期間が短くなります。なお血小板製剤の有効期間は制度改正され得る項目で、2025年には細菌スクリーニング導入に伴い一部製剤が採血後6日間へ延長されています。国試の公式正答は出題時点、実務は最新の添付文書で確認します。

選択肢の確認

1.正しい。濃厚血小板は20〜24℃で、ガス交換とpH維持のため水平振盪しながら保存します。
2.正しい。赤血球液は2〜6℃で冷蔵保存します。凍結や室温長時間保存は赤血球の品質を損ないます。
3.誤り。第68回出題時点の濃厚血小板の有効期間は採血後4日間であり、7日間ではありません。制度改正後の期間とも異なります。
4.正しい。出題時点の新鮮凍結血漿の有効期間は採血後1年間で、融解後は速やかな使用が必要です。
5.正しい。出題時点の洗浄赤血球液の有効期間は製造後48時間です。洗浄は重いアレルギー反応の予防などを目的に血漿蛋白を減らします。

覚えるポイント

  • 第68回出題時:血小板20〜24℃・振盪・採血後4日、赤血球2〜6℃。
  • 新鮮凍結血漿は凍結保存、洗浄赤血球は製造後の期限が短い。
  • 保存期限は改正されるため、国試は出題時点、実務は最新添付文書で確認する。

掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。

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