68AM094|第68回 臨床検査技師国家試験 過去問

業務上疾病の原因で最も多いのはどれか。

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正解: 1

正答

1(負傷)

この問題のポイント

業務上疾病を原因別に分類した統計で、災害性腰痛を中心とする「負傷に起因する疾病」が最多であることを問う問題です。

解説

業務上疾病は、仕事に内在する有害要因または業務上の出来事によって生じ、業務との因果関係が認められる疾病です。原因別統計では「負傷に起因する疾病」が最も多く、その大部分を、重量物を持ち上げた際や無理な姿勢・動作を契機に急激に発症する災害性腰痛が占めます。ここでいう負傷は切創や骨折の件数そのものではなく、その負傷を原因として生じた疾病という分類です。作業態様に起因する疾病には、反復動作や長時間の不自然な姿勢などによる非災害性の腰痛・上肢障害などが含まれ、統計上は負傷起因と区別されます。病原体による感染症、化学物質による中毒、騒音・振動・異常温度など物理的因子による疾病も重要ですが、出題で比較している件数では負傷起因が最多です。予防では重量物取扱いの機械化、作業姿勢の改善、教育が重要です。

選択肢の確認

1.正しい。負傷に起因する疾病が最も多く、代表は業務中の動作や転倒などを契機に発症する災害性腰痛です。
2.誤り。病原体による疾病には医療従事者の感染症などがありますが、原因別件数の最多区分ではありません。
3.誤り。化学物質による疾病には有機溶剤・重金属などによる中毒や皮膚障害がありますが、負傷起因より少数です。
4.誤り。作業態様に起因する疾病には反復作業や不自然な姿勢による障害がありますが、統計上の最多は負傷に起因する疾病です。
5.誤り。物理的因子による疾病には騒音性難聴、振動障害、熱中症などがありますが、最多区分ではありません。

覚えるポイント

  • 業務上疾病の原因別最多=負傷に起因する疾病。
  • その中心は、業務上の動作を契機に急激に起こる災害性腰痛。
  • 負傷起因と、反復動作・姿勢など作業態様起因の分類を区別する。

掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。

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